5ヶ月ぶりにフォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ に行ってきました~
Apertivo/Foglia a Fiori di Mirto
2007年のヴェルメンティーノにミルトの花と芽を漬け込んだもの。
さっぱりしたなかに、花の香りがほのかに強くておいしいです。
Stuzzichimo/Salria e Mirto
パッキーノトマトを原塩に漬け込んでからローストし、
新にんにくのロースト、セージ、ミルト酒、オリーブオイルであえたもの。
水分を抜いてからローストしたトマトがとっても濃厚。
Primo Bicchere/Barbera d'Alba Cadava '00
Zuppa Finocchio Salvatico
次に出されたワインはバルベーラ。
造り手はピエモンテのジュゼッペ・マスカレッロ。
バローロの造り手として名高いようです。
そりゃあ、バルベーラもおいしいわけです。
スープはオマール海老とフィノッキ(ういきょう)でスープをとり
殻ごとミキサーにしたもの。
南信州のていざナスをピューレにしたものと、
フィノッキのスライスがのってます。
エビ風味濃厚!!
そして、めずらしくこの段階でパンが。
バニラビーンズが練りこまれています。
Primo Piatto/Rosmario Sarde
すいとんのようなパスタはラディタスといって
薄力粉とデュラムセモリナ粉を半々の割合で使ったとのこと。
鴨、ラディッキオ、ローズマリーのソースで。
ローズマリーがかなり入っているのだけど
強すぎないのが不思議。
そういう品種使ってるんでしょうね~
(説明しれくれたはずなのですが、メモに残ってなかったです。。)
そしてめずらしくパン2つ目。
グリーンペッパー入りで、小さくちぎってパスタにのせて食べてくださいとのこと。
そのとおりにしたら、たしかに!
ピリッと辛い風味が加わって、パスタがさらにおいしくなりました。
Second Bicchiere/Blanc de Morgex '06
イタリア北西部にある小さな州、ヴァッレ・ダオスタのワイン。
ワイン生産量はイタリア全土の0.7%らしいので
日本に入ってくるのはめずらしいかも。
プティ・ブラン100%とのこと。
酸味が結構あって、好きですね~
Second Piatto/Mibaru Verde
ティエラ海の岩礁にいるというヒメジというお魚。
赤牛のパルミジャーノをのせてローストに。
付け合せはタンカレーというジンと、ねずの実に漬け込んだパン。
付け合せはジンの香りがびっくりするほど強烈に残っているのですが
少しずつお魚と一緒に食べて、さらにワインとあわせると
不思議と調和します。
そして、またまた珍しくここでもパン。
こんどはケイパーの花のつぼみが練りこまれていました。
Formaggio/Alloro
サルデーニャのペコリーノ・サルド。
ローリエを挟んでオーブン焼きにして、ユーカリのハチミツをかけたもの。
チーズとはちみつっておいしいです。
Terzo Bicchiere/Limoncello
Dolce/Meuta
食後酒はリモンチェッロ。
ドルチェはパイナップル、ミント、しょうが、グラッパのムース。
ふわっふわの食感のムース。
もちろん小林シェフなので、使っているメレンゲはホロホロ鳥の卵です。
Piccola Pasticcera/Fichi Meri
最後はイチジクのフリット。
衣にビールを使っています。
ちょっぴりだけど、テーブルの置き位置が変わったり
メニューの書き方が変わったりと、
日々探求されてるんだなぁ~って思いました。