フランスパンセミナー | 横浜から~遊食な日々~石けんとアロマとおいしいもの

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手作り石けん、アロマテラピー、パン教室などの日々をつづっています。

年に一度のパン教室のサマーセミナーです。



summer seminar


今回の講師はフランスから。

手作業で労働する伝統的なフランスの各職業の最高技術者に与えられている

フランス最優秀職人資格「MOF」の取得者であるジュエル・ドフィブ氏。

このMOF、製パン部門では過去に55名しか取得してないそうです。


今日講習を受けたパンは、

すべてルヴァン・リキッドという液体状の天然酵母とイーストを併用しています。


日本でも天然酵母、流行ってますよね。

イーストと併用しているのは、発酵時間を短縮させるのと

酸味を押さえることが目的とのこと。

やっぱり商売をしている以上、安定して商品を供給しないといけないですしね。


こんなパンたちを習いました。



カンパーニュ


パン・ド・カンパーニュ


ライ麦と小麦粉を使った伝統的な田舎パン。


カンパーニュ2


こちらもカンパーニュ


地方によって成型の方法も様々。



ボルドレーヌ


クーロンヌ・ボルドレーヌ


こちらも生地は同じカンパーニュのもの。

名前のとおり、ボルドー地方の成型方法。

ものすごーく巨大なの。


でもって、このパン。

後ほどびっくりサプライズがありますニコニコ



デビス


ブリオッシュ・パン・デビス


MOFのコンクールに出したジュエル先生オリジナルのパン。

スパイスの効いたバターケーキのようなもの(パン・デビス)を

ブリオッシュの生地でくるんで、マカロン生地をのせて焼いたもの。



クロワッサン


クロワッサン


説明不要ですね。



ロン・オ・ポム・カラメリゼ



ロン・オ・ポム・カラメリゼ


クロワッサン生地の上に、クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)、

キャラメリゼしたりんご、生りんごをのせて焼いたもの。



リヨネ


リヨネ


仕込み水に赤ワインを使い、サラミを入れて焼いたもの。



パスティス・ランデ


パスティス・ランデ


南フランスの伝統的な菓子パン。

パスティス、アルマニャックという南フランスのお酒が入ってます。



コンゴレ


コンゴレ


ココナツ、砂糖、卵のお菓子。



パン・トラディショネル・フランセ


パン・トラディショネル・フランセ


伝統的なフランスパン。

こちらも説明はいらないですね。


今回生地は触らなかったのだけど、

見るかぎりではとーっても柔らかいです。

ニーディング時間も短くてびっくり。


だからすごく手粉を使います。

くっつき防止なのもあるけど、化粧粉というか

見た目を美しくするためでもあるそうです。



試食


試食で頂いたもの。


手前から時計回りに

パン・トラディショネル・フランセ

パスティス・ランデ

コンゴレ

ブリオッシュ・パン・デビス。


おいしい~~ラブラブ

どれもおいしかったけど、やっぱりフランスパン。

こんな薄くて小さいのに、すばらしい風味っ。


願わくば。。。クロワッサン食べたかったぁ。。


すごくおいしかったので、ぜひ再現したいところなのですが、

天然酵母、ルヴァン・リキッドを作る工程を見ると、

う~ん、毎日それなりの量の製パン作業をしている人じゃないと

これはムリです。。。


うちの先生が講習を開いてくれることに期待します。

(↑他力本願)


さて

セミナーの最後は抽選会。


出席者約250名から1人だけに当たるのは

巨大なカンパーニュ、クーロンヌ・ボルドレーヌ。


ここでびっくりサプライズ!!


なんとなんと!!

わたくし当選いたしました~~~クラッカー



ボルドレーヌ2

パーティーのビンゴにも当たったことのないわたしが

巨大パン当選ですよ~~。


どれぐらい巨大かっていうと

このパン、焼成前の生地量は1.8キロっ!!!


すごいうれしいけど、しかしでかい。。。


4人家族の友人に半分おすそわけして、

帰りに行ったネイルサロンでもおすそわけして

丸3つ分持って帰ってきました。


丸2つ分は冷凍庫へ直行。

のこりをさっそく夕飯で食べました。


そのもようは次回ネタに書きます~