サロカマ -July 2008- | 横浜から~遊食な日々~石けんとアロマとおいしいもの

横浜から~遊食な日々~石けんとアロマとおいしいもの

手作り石けん、アロマテラピー、パン教室などの日々をつづっています。

めずらしく土曜日開催のサロカマ@サローネ2007

ドイツから一時帰国されているnoodlesさんのお友達をご招待するためです。


その前にスペイン語のお教室に行っていたのだけど、

レッスン中に、き、きてしまいました。。。。突発的腹痛ガーン


なんでこんなときにっドンッ

でもなんとか小康状態になったので、無事行くことができました。


7月のメニューは、温かいお料理と冷たいお料理が交互に出てくる構成とのこと。



お水


まず出てきたのはお水。

イタリアのものかと思いきや、日本のもの。

会津心水 というところのものです。



inizio


Inizio


いつもの牛肉&マッシュポテト、トリュフ風味。


先月まではSorpresa(=surprise)だったのに

今月はInizioとなっていました。

今月で4ヶ月目とのことなので、名前変えたようですね。


イタリア語辞書持ってないので意味はわからないです。。


いつ食べてもおいしい~~



cinque terre


Cinque Terre 2006/W. de Batte

チンクエ・テッレ 2006/ヴァルテル・デ・ヴァッテ

ボスコ65% アルバローラ25%、ヴェルメンティーノ


世界遺産に登録されているリグーリア州の5つの村、チンクエ・テッレ。

DOCワインの名前でもあります。


以下抜粋します。


畑で選別したブドウをさらに発酵前に選別し混醸。
自然酵母のみで発酵させながら、セミカーボニックマセレーションを施す。
その後、小さなステンレスタンクとバリックに分けて醸造される。
この2006年に限っては例年より古い樽の使用率を上げ、3年、5年、6年を使い分け
じっくりと樽の中での熟成を試した。



piatto di pesce


Piatto di Pesce

本鮪のブレザオラ 熊本産赤茄子添え


北海道沖で取れた本鮪の赤身と中トロの部分を

ゆるいブレザオラ(塩漬け)に。

焼き茄子にした赤茄子をパッキーノトマトとビネガーであわせて

その上にのせてあります。


焼き茄子、イタリアではしない調理法とのこと。

ペペローニは焼くのに、茄子は焼かないんですね~



vapore


Vapole

佐島港の蒸し物 オレンジの香り


本日は天然鯛、タコ、ハマグリ。

今日のハマグリも特大でした!


毎月作っているので、改めて見直して作ったとのこと。

違いは。。ちょっとスープが少なくなって濃縮度がアップしたでしょうか。。。



cucchiaio


Cucchiaio

トマトのジェラートを包んだ石鰈のインボルティーノ フレッド


トマトのジェラートは永田農場のトマト、パッキーノトマト、

ポモドーロソースの3種類を混ぜて作っているとのこと。


白いクリームはリコッタとシチリアのデザートワインを合わせてあるそうです。



pasta corta


Pasta Corta

カジキ鮪のスモークとチリメンキャベツのニョッキ

イカ


Fanino Rosso/Giotto Bini

ファニーノ・ロッソ/ジオット・ビーニ


いつも藤巻さんが3本持ってくる中から選んでいるのだけど

毎回候補に入りつつ、必ずもれてしまっていたのがこちら。

そのラベルから、勝手に「イカ」と呼んでます。


今回はイカ初挑戦!!


シチリアはパンテッレリア島にあるジオット・ビーニ。

アンフォラ(壷)を使って、放置に近い状態で熟成させています。


そしてまた抜粋。


ブドウはネーロ・ノストラーレ(わたしたちの黒、の意味。

パンテッレリア島の地ぶどうで、他になにに似ているか形状しがたいという)、

カタラット(シチリアの地ぶどう。特にエトナ火山周辺で見られる)、

ジッビッボ(モスカート)などのブレンド。


黒ぶどうと白ぶどうを一緒に醸造してしまうのは昔の伝統で、今ではあまり行われない。

オーナーのジオット・ビーニ氏はミラノ出身なので、

高齢の農夫たちと積極的に交流し昔の風習や手作業やワインの醸造方法など、

消え行く伝統を守ろうとひとり奮闘している。


イカ2


色もそうなのだけど、香りもロゼにかなり近いです。


イカ、かなりよかったです。

ほかにもあるようなので、一度イカばかり飲む

「イカシリーズ」をやりたい!!と言っていたのだけど

思いのほかイカ、高いワインでした。。


シリーズで飲むと、かなり値段がいっちゃうなぁ。



piatto di carne


Piatto di carne

仔牛のボリート 胡桃のペーストを敷いて



barbera


Barbera D'Asti Vigna del Noce 1996/Trinchero

バルベーラ・ダスティ ヴィーナ・デル・ノーチェ/トリンケーロ


赤は3本の中から即決でこれに。

その理由は次のお料理を見ると明らか。


サローネに行くようになってから、すっかりおなじみになった

ピエモンテのトリンケーロ。

最初に飲んだa-iutoの印象が強すぎるのだけど

バルベーラが一番有名なのです。


貴重な1996年ヴィンテージでした。



pasta lunga


Pasta lunga

熊本産馬肉をバルベーラで煮込んだラグーソースのタリオリーニ


はい、ワインをバルベーラにしたのはこのため。

いつものサローネだと、丸ごと火を通して

骨からスープをとるのだけど、これは違う作り方のよう。

タテガミを入れてその脂でコクをだしてます。

上にはシチリアのラグサーノチーズ。


いやぁ、おいしいっ!!


piccade


Piccade/Pane e Vino

ピッカデ/パーネ・エ・ヴィーノ

モニカ、カリニャーノ


藤巻さんからのサービスニコニコ


こちらもおなじみになったサルデーニャのパーネ・エ・ヴィーノ。

日本には180本しか入ってないそうです。




carne


Carne

岩手県産短角牛のタルターラ 無花果添えエンナ風


最後のお肉は冷製。

サシが少な目のモモ肉をタルターラに。

無花果、ケッパー、タジャスカ種のオリーブ、ブランデーで味付けしてます。


無花果のつぶつぶとお肉の食感がこれまたおいしい~



formaggio


Formaggio

ロビオラ・ディ・ロッカビラーノ


チーズは前回と一緒。

ピエモンテのヤギのチーズです。

トリュフはちみつ、ペペローニのジャムもおなじ。

何度食べてもおいしいです。



dolce


Dolce

桃のソットアチェートとフラントイアのジェラート


バルサミコ、ワインビネガー、クローブ、黒コショウで

桃を漬け込んで、その漬け汁でブリオッシュも漬けてます。


かなり酸味があるのだけど

フラントイアというオリーブオイルで作った

甘めのジェラートとあわせて食べるといいっ!!



chocolate


最後にお砂糖のジャリジャリが心地良いチョコレート。



土曜日なので始まりも終わりも早かったので

一部のメンバーで二次会に行きました。


行ったのは大桟橋にある「subzero 」。

おなかもいっぱいだし、お酒ももういいや、って感じだったので

飲んだのはジンジャーエールのみ。



大桟橋


大桟橋からの景色。

三脚なしで夜景モード(スローシャッター)で取ったわりには

なかなかの出来でしょニコニコ