カーゼ・バッセ | 横浜から~遊食な日々~石けんとアロマとおいしいもの

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手作り石けん、アロマテラピー、パン教室などの日々をつづっています。

3月、4月と欠席したので久しぶりのワイン会ですワイン


今日の目玉ワインはすごーいものなのですが

その前に。



vernacchia


Vernaccia di Sangimignano/Farchini 2003

ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ/ファルチーニ 2003

ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ100%


トスカーナのDOCG、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ。

その名のとおりの葡萄が使われている白ワインです。


調べたけど出てきませんでした。。。


濃い目の麦わら色。洋梨やパイナップルのフルーティーな香り。

飲んでみるとほのかなハチミツの香り。

酸はそれなりにあって、後味に苦味も。


S嬢はこの苦味を「グレープフルーツの皮」と表現していました。



langue


Langue/Monti 2003

ランゲ/モンティ 2003

シャルドネ70% リースリング30%


先生のイタリア直輸入品。

調べたら出てきました! たぶんこれだとおもいます。


こちらも濃い麦わら色。

強いアルコールと樽の香り。

その奥からリンゴの蜜やトロピカルフルーツの香りも。


思ったより甘みが強くて、後味はこちらもやや苦味が。

酸味はほどよい感じ。



soldera


Case basse di Glanfranco Soldera/Case basse 1998

カーゼ・バッセ/ブルネッロ・ディ・モンタプルチャーノ/ソルデラ 1998

サンジョベーゼ・グロッソ100%


最高のブルネッロと言われているカーゼ・バッセ。

もちろんトスカーナです。


オーナーのジャンフランコ・ソルデラ氏はもともとは実業家。

最高のブルネッロを作ることへのこだわりぶりは、

いかにもお金を持っている実業家のワイナリーって感じがします。


有機肥料を使い、除草剤は使わず、葡萄の樹間は手で耕し、

温度コントロールは行わず、天然酵母による発酵。


って書いているとビオワインみたいだけど、ビオではないみたいですね~

ボトリング時には普通に亜硫酸塩を添加してるんでしょう。


最高のブルネッロ、というと濃い色を想像していたのだけど

透明感あふれるややオレンジがかったルビー色。

このあたりもビオっぽいです。


まずとびこんできたのは強いアルコールの香りとスパイスの香り。

そして土の香り、そして巨峰の香り。


飲んでみるとこれがまたフレッシュな巨峰を思わせる感じ。

後味のほのかな苦味も巨峰の皮の渋みみたい。


ワインの表現に葡萄を使うのはNGなんですけどね、

でも一番しっくりくるんです、巨峰が。

バリック(小樽)でなく大樽を使うことで葡萄本来の味を生かしているようです。


ワイルドのようでエレガント、そんなワインでした。


そして先生のお料理。



前菜


ナスのアチェット漬け

紫カリフラワーのマリネ

生ハム


さっぱりな3品。



パスタ

生ハムとモッツァレラのトマトソースパスタ


イタリアの高級ブランドパスタのリングイネ。

つるっとしてておいしかったです。



セコンド


ブロックでガツンと焼いた豚肉。

やっぱりブルネッロでいただくとおいしい~



ドルチェ


パリッパリのパイ生地に、ふんわりカスタードとラズベリー。

再構築したミルフィーユですねニコニコ