2025/7/17(木)~7/22(月)北海道ツーリング2025

2015年に第1回をスタートした北海道ツーリングは、コロナの時期を除き今年で第8回目。最初の頃は本州を自走し、青森(大間)→函館フェリーで北海道まで陸路上陸したり、ANA Cargoでバイクとともに空路入りしてた。

2025年は道内走行3泊4日をメインに考え体力温存のため、往復フェリーの豪華キャビンに宿泊した。往路は新潟まで自走し日本海を新潟→小樽、復路は苫小牧→大洗の太平洋航路で5泊6日の北海道ツーリングに行った。

7/17(木)新潟港を正午に出航、新日本海フェリーの豪華クルーズ船仕様の客室泊、ロビーにはシャンデリア、大浴場には露天風呂付きでした

<北海道内走行距離:1,700km>
7/18(金) 小樽→石狩→留萌→宗谷岬(稚内泊) 409km
7/19(土)稚内 →猿払→サロマ湖→摩周湖(川湯温泉泊)393km
7/20(日)川湯→中標津→根室→釧路(十勝川温泉泊)457km
7/21(月)富良野→美瑛→旭川→苫小牧(フェリー泊) 402km
優雅な航海16時間、小樽港に翌日早朝4:30に着岸し、小樽築港のフェリーターミナルのすぐそば、小樽運河は絶対に外せないスポットです。

北海道上陸の地「小樽」は、小学校入学前まで住んでいた私の生誕ルーツの地。高台の住宅街から小樽港まで一直線に続く「船見坂」、この歳になって、しかもバイクツーリングで再訪でき感無量でしたね。

留萌の街をこえて小平町にある「臼谷漁港」は、漁師さん直売のお店がずらっと10軒ほどは並んでるかと思います。とにかくこちらのタコは、捕れたて茹でたてでとっても新鮮です。

捕れたての新鮮なタコをお刺身にして食べさせていただきました、稚内に向かう途中の臼谷漁港にて立ち寄らせていただきました、捕れたての新鮮で美味しいホタテを水槽から出して、その場で捌いてくれてお刺身として食べさせてくれます

臼谷漁港は小平町のホタテを格安で買うことができます。
「剥くかい?」と聞かれるのでお願いすると、手慣れたお母さんたちがあっという間に貝から剥がして刺身にしてくれます。

石狩ルートのオロロンラインは道路以外に建造物が何もないサロベツ原野の中を一直線にひたすら進む爽快ロード。オトンルイ風力発電所の風車が道路に沿って3kmにわたって並ぶ姿は、何度来ても感動的な絶景だった。

道北エリアでは「ノシャップ岬」「稚内港北防波堤ドーム」、宗谷岬「日本最北端の地の碑」、広大な牧草地の「宗谷丘陵」、ホタテの貝殻を敷き詰めた「白い道」、を今年も訪れました。



白い道は宗谷丘陵フットパスコースの一部で、スタート地点は宗谷丘陵の中にあります。道はホタテの白い 貝殻でできているので舗装路ではない。どちらかというと砂利道に近いので、ゆっくり走って眺めを楽しめます。この道のいいところは何もな い丘の上からの眺めと雪のように白い道で、ホタテ貝殻を潰して作った白い道、オホーツク海を望む坂道は絶景です

宿泊は毎年恒例のレッドバロン稚内バイクステーションの宿泊棟!キャンプ場を併設しているので、BBQなども楽しんでいただける施設となっています。

レッドバロン直営の宿泊施設で、北海道の最北端となる稚内市にある、宿泊と簡易メンテナンスができる施設です。営業期間は7月1日から9月末までの3ヶ月間で、期間中は無休で営業します。

シャワー室、ランドリー、売店、洗車場などが無料で使えます。バイクステーション稚内では通常のレッドバロン同様にオイルリザーブシステムでのオイル交換できます。全国のレッドバロン店舗と同じく対応できます。

味心「竹ちゃん」は稚内名物のタコしゃぶは絶品であいt。イカの丸焼き、海鮮サラダ、塩辛、タコ唐揚げなど新鮮な具材をお楽しみ下さい。また、ウニ丼はかなりリーズナブルな価格で食べられるので、他の料理を満喫した後に最後に「ミニうに丼」として召し上がって下さい

宗谷岬から宗谷国道をオホーツク沿岸に南下すると猿払村です。エサヌカ線の通行証明書をもらえる道の駅のもう少し奥にさるふつまるごと館があります。

新鮮なホタテ丼は水槽から何枚もホタテを捕りだし、その場で捌いて提供です。コリッとした歯ごたえと甘みがたまりません。ヒモも別皿で提供。お土産もいくつか並べています。ホタテ貝の生丼が名物で新鮮なお刺身が、沢山乗ったホタテ刺身を味わえます。

道東エリアは中標津町ランドマーク「開陽台」から見渡す360°パノラマ牧草地帯、開陽台は中標津町市街地から車でおよそ15分。中標津町のランドマークとも言われる「開陽台」は、標高270mの 台地にあります。

そこからあたりを見渡すと、「緑のじゅうたん」とも表現されるような牧草地帯が一面に 広がります。まさに「北海道に来た!」と実感することができるでしょう。北19号線ミルクロードは丘を横切る北海道的な一直線道路!

根室に立ち寄った時に、カニの試食とお土産を東京の自宅に送るのに寄らせていただきました。

杉山水産は、コストパフォーマンスが非常にいいと思います、美味しい「花咲カニ」がお得に手に入りました。

お土産で送ったカニの食べ方ついて丁寧な説明があり、カニに詳しくない人でも安心して食べることができます。

試食と言いながら一匹を丸ごと捌いていただき、カニだけで腹いっぱいになるという贅沢な昼食を摂ることができました。

本土最東端に位置し北方領土の島々も眺める「納沙布岬灯台」を今年も再訪でき大満足でした。日本で1番日の出が早い灯台バイクのツーリングで行ってきました。

岬の先端に建つ灯台は1872(明治5)年7月に設置された道内初の洋式灯台で「北海道灯台発祥の地」 として、歴史のロマンを感じさせます。

付近一帯は、晴れていれば北方領土の島々が眺め られる有名な「納沙布岬」。

道央エリアは富良野の「美瑛の丘」を象徴する風景の一つ、日産スカイラインのコマーシャルで有名な「ケンとメリーの木」で愛車ZRX1200と記念撮影、楽しみにしていた「青い池」は駐車場への道が大渋滞、フェリー乗船時刻を考え断念せざるを得ず、来年再訪の口実になりました。

道北、道東、道央(宗谷岬・摩周湖・納沙布岬・十勝・富良野・美瑛)を走破し、太平洋ルートの商船三井「さんふらわ」で苫小牧港から18時間の航海にて大洗港に戻った。4日間の北海道内の総走行距離は1,700kmで、本州を含め6日間で2,200km!よく走りました。



北海道は大自然とグルメを満喫できるライダーの聖地、毎年夏恒例の北海道ツーリングを今年も贅沢に満喫しました。長文に最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。