それからまる三日、僕はすでに何回視聴したか判らないくらいひたすら見ています
曲自体は1987年に大江千里さんが発表したものなので普通に聴いたことのある曲だったし、僕が参戦した1月の公演“アキバで高まるネッサンス”でも歌ってくれたので、あとは「MVの出来がどうか?」という思いだけでした。
そしてそのMVは・・・
コレです!
まず 「アイドルネッサンス」 「YOU」 このテロップの入り方のセンスの良さに軽く感動!
力強いピアノと共にリズムに乗って笑顔で次々振り返る7人のメンバーたち。
7人目の理子ぽんの♪ふぅー!で一気に弾けます
ヘッドフォンで聴くと判るのですが、ここからのサウンドの厚みが素晴らしいんです!
ボトムの効いたベース&ドラムスに、オブリガード気味に入るエレキギターのフレーズ、軽やかさを演出するパーカッシブな電子音、それに彼女たちの真骨頂でもあるコーラスワークなど・・・!
まずそのサウンドに耳を奪われたのですが、映像の方も卒業式をイメージした演出が白眉。
「17才」以来となる名前テロップの挿入。これは「式っぽさ」を表すのと共に、全国発売となるT-Palett Recordsでの第一弾シングルなので名刺代わりという意味も込められてるでしょう。メンバーの母親からの手紙に驚き涙するというサプライズ演出も大きなポイント。
それから・・・この演出もグッジョブでした!卒業証書入れの中に何故か入っていた桜の花びらを宙に舞い上げた瞬間、舞台が教室から屋上に移るという、この開放感
そして、卒業を一つの区切りとして新たな旅立ちをするんだというメッセージが込められた、みんなの子供の頃からの写真の挿入場面で完全に号泣です
これまでのMV同様、アイドルネッサンスの魅力をしっかり理解して伝える事の出来る頃安監督ならではの柔らかな光の表現と表情の捉え方
本当に素晴らしいです!
そしてさらに素晴らしいのが次の動画!
この「YOU」のMVを初めて見るアイドルネッサンス当人たちの反応。
どうですか?このピュアな反応ww
キャーキャー声をあげる者、うっすらと涙を浮かべる者、個性の現れた反応が面白いですね。前列の3人はちょっと騒ぎ過ぎ!と言いたくなりますが(笑)、この素直さ無邪気さには感動すら覚えます。
そして彼女たちの大きく反応してる部分がやはりタイトルの入る場面だったり、名前テロップが挿入される場面など、僕が見ていて感動したポイントとほぼ一致してるんですよね~。
これは僕が感じているアイドルネッサンスの魅力と、アイドルネッサンス自身が感じているアイドルネッサンスの魅力が合致しているという事なのかな?とちょっと勝手に思い込んだりしてるわけで・・・・
それにしても28年前に聴いていた大江千里さんの「YOU」がこんなに良い曲だったなんて、と驚いています。 SONY MUSICに残された数々のJ-POPの名曲をカバーしてその素晴らしさを広める事をコンセプトにしているアイドルネッサンスですが、まさにその主旨がズバリ的中したと言えるでしょう、少なくともこの僕に対しては
大江千里「YOU」 曲は1:56から。
アレンジに80年代っぽさが出てますが、メロディーラインのポップさは普遍的。
歌詞と歌唱スタイルは今聴いても実に個性的ですね!
大江千里さん、良い曲を作ってくれててありがとう
3月24日のCD発売が楽しみです。
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