わ~!おめでとう(何歳になったかは書かないww)
誕生日の二日前、11日に僕は半崎さんのフリーライブを観るために東京タワーに行って来ました。
高さ約150メートルの展望台の中にある特設ステージClub333にて2ステージ行われたライブは、お馴染みの切ないバラードを中心に、クリスマスソングやカバー曲を混ぜた楽しいものになりました
僕は二回とも最前列に座って観たので、半崎さんの声はもちろん、感情込めて歌ってる時の表情までしっかり堪能することができましたよ~
少し前まで喉を患っていたそうですが、もうほぼ復活したようで、この夜も実に耳心地の良い歌声を披露して下さいました。
さてこの日何曲かカバーを歌ったんですが、お客さんに「この曲知ってる人!」と聞いて、2~3人しか手が上がらなかったかなりマイナーな曲がありました。
それがこの「港が見える丘」という歌。
作詞、作曲:東辰三
この動画はちあきなおみさんの歌唱ですが、元々は平野愛子さんという方が歌った曲で、発表は何と昭和22年
ビクターレコードにとって戦後初のヒットとなったレコードだそうですよ~。
その平野さんの原曲や、いくつか他の歌手(小柳ルミ子、香西かおり、水森かおり)のカバーも聴いてみましたが、ビッグバンドによる演奏でゆったりと大らかに歌われるものが多く、↑のちあきさんのバージョンのようなブルージィでジャジィなものはあまり無いのが意外でした。
というのも、半崎さんがカバーされたのもこのちあきなおみさんのバージョンで、これが凄く良かったから
酔っぱらってるかのような気だるいピアノの伴奏と、一音一音しっかり弦を弾くウッドベース、ブラシのみで彩りを添えるドラムス、そしてタメをしっかり作って歌うボーカル・・・・
そんなグルーヴ感たっぷりな演奏でこの曲を聴きたい。そう思わせる楽曲ですね。
↑の動画のちあきさんバージョンはそんな理想に近いサウンド。
この日の半崎さんが歌った「港が見える丘」は、シチュエーションに合わせて「夜景が見える東京タワー」とタイトルと歌詞の一部を変えてありましたが、曲のテイストはしっかりこのちあきさんバージョンを受け継いでおられて、ジャジィな感じが実際夜景をバックにしたあの場所にマッチして凄く大人のムードに溢れた数分間でした。
これで後はカクテルか何か飲みながら聴けば最高だったかも・・・
というわけで、半崎美子さんのライブのおかげでまた一つ好きな曲が増えた、そんな素敵な夜でした
半崎さん、ありがとう!
誘って下さったMartinさん、ありがとう!
ライブ後、居酒屋で楽しい音楽談義をして時間を共有できたyukkiさん&うるをいさん、ありがとう!
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