毎年感じることだけど・・・「は、早いなぁ~」
秋から本格的な冬に入るこの時期、陽が傾く時間も早くなり、それと共に気温も急降下
街行く人の歩みも心なしか急いてる感じだし、夕方になるとなんとも言えない淋し~い気分になります。
そんな時頭に浮かぶのがこの曲!
N.S.Pの「夕暮れ時はさびしそう」
昔、僕が大阪に住んでた頃に働いていた職場ではBGMとして有線放送が流れてたんですが、60~70年代のフォーク好きな先輩の意向により(笑)、けっこうな頻度で“フォーク・チャンネル”になってる事が多かったんです。
そのチャンネルで度々かかっていたのがこの曲
オカリナの素朴な音色とアコギのアンサンブル、ヴァイオリンの暗い旋律・・・!
極めつけに ♪夕暮れ時はさびしそう とても一人じゃいられない と歌う歌詞
本当に聴いてて淋しくなっちゃうという・・・まぁ、名曲ですね
しかし、僕はN.S.Pの歌ってこれ以外知らないな~?と思い、つべで何曲か聴いてみたところ、次のこの曲に琴線が触れました
「ひだまり」
開始数秒で僕の好みだと確信できるボサノバ・タッチのアレンジ!
カッチリと聴こえるアコースティックギターの弦の響きとエコー感たっぷりのボーカル。
歌詞は・・・優しく、穏やかに、つつましく、でも力強く愛を語り合う二人
う~ん・・・イイ
この動画の最後の方に作者である故・天野滋さんの言葉が載ってます。それによるとこの曲は天野さんが一人で多重録音したものだとかデモ録音という気軽さがお好きだったようで、だからこの曲は気負いの無い軽やかさを感じさせるのかもしれません。
いい意味で力の抜けた、それでいて包み込むような優しさに満ちた名曲、それが「ひだまり」
冬の寒い外でほんのわずかなひだまりを見つけたら、そこに留まってN.S.Pのこの歌を脳内再生してみようかな・・・?
きっと心も身体もほんのちょっと温かくなるに違いありません
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