柏原よしえ「ガラスの夏」のやや強引な暗から明への劇的展開! | 赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

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アイドル・夏の名曲特集
二回目は・・・前回の聖子ちゃんと同期、1980年デビュー組の中からかっしゃばらよしえ(柏原よしえ)ちゃんです

この「ガラスの夏」をリリースした頃はまだ「よしえ」と平仮名で表記していました。
1981年5月発売のよしえちゃん5枚目のシングル。
作詞:松田侑利子 作曲:網倉一也 編曲:若草恵

作詞の松田先生はよく存じあげないんですが、作曲の網倉センセイは岩崎良美「I THINK SO」、太田裕美「南風ーSOUTH WINDー」、あさみちゆき「井の頭線」など、数は多くなくとも傑作と呼べる楽曲を生み出している元シンガーソング・ライターの方。
特に田原俊彦に提供した「悲しみ2(TOO)ヤング」、「誘惑スレスレ」、「ピエロ」、「顔に書いた恋愛小説(ロマンス)」などはどれも神曲

編曲の若草恵センセイはアイドル夏ソングの最高峰、河合奈保子「夏のヒロイン」から、坂本冬美「夜桜お七」、高橋真梨子「for you・・・」まで、実に幅広く手掛けていらっしゃる大御所!


この「ガラスの夏」も網倉センセイらしいドラマティックなメロディーと劇的な展開、そしてそういうタイプの曲を得意とする若草センセイのアレンジも印象的な名曲となっています
Aメロ、Bメロの静かなマイナー・コードからいきなりサビで

♪つ~ば~さ~ ひ~ろげて な~つ~に~~

と、超明るいメジャー・コードに転調するあたりはやや強引とも言えるけれど(笑)、クールな歌唱と伸びのある歌唱、よしえちゃんのボーカリストとしての二つの要素が発揮できていて、これはこれでよく考えられた楽曲だと思いますね~

↑の動画を見ても(わずかワンコーラスなのが残念だけど)まだ一年目の新人アイドルにしてはしっかりした歌唱力を持っていたことが判ると思います。


当時15歳という若さのよしえちゃん。
今見てもやや老け顔だとは思いますが僕はこの頃のよしえちゃんのルックスが一番好きなんだなぁ~




前回記事のコメントでカリメロさんから次のこの曲も挙げていただいてたんですが・・・、
よしえちゃんの夏ソングというと
「夏模様」「ガラスの夏」が僕の中で二大名曲なので、詳しく語れずすいません

せめて動画だけでもどうぞ!「渚のシンデレラ」です


1982年4月発売の9枚目のシングル。
作詞、作曲:藤原いくろう 編曲:竜崎孝路

男性の掛け合いコーラスも楽しげな、よしえちゃん史上最も弾けたポップ・ソングかもしれないですね
当時レコード買ったなぁ~(遠い目・・・)



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