鳥の曲特集その④ 「イーグル」byアバ | 赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

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鳥の曲特集4回目です。

の中でもかっこいい系の双璧が鷲と鷹。

しかし、この鷲と鷹の違いは?・・・とウィキで調べてみたところ、どちらもタカ目タカ科に属する鳥で、比較的大きめのものを鷲(わし)、小さめのものを鷹(たか)と呼ぶそうです。
なんともアバウトですね~

しかしやはり大きいことは良い事だと、鷲は鷹より崇められる事が多く、いろいろな物事の権威の象徴や国旗や国章のモチーフに使用されています。
やはり鷲はそのビジュアルが威風堂々としていて、実に絵になるからでしょうね~。

で、今回の“鳥曲”は鳥の王者・鷲をそのままタイトルにしたABBAの「EAGLE」です




ABBAの1977年発売のアルバム『THE ALBUM』のオープニングを飾るこのナンバー!

同じくこのアルバムの2曲目に収録の「Take A Chance On Me」や、おなじみの「Dancing Queen」などに比べるとスローで穏やか。
一般的なABBAのイメージからすると異色のナンバーと言えるでしょう。


人間が立ち入る事も困難な山や渓谷の、その遙か上空を悠々と飛ぶ鷲。
孤高かつ優雅なその“飛び姿”をそのまま音楽に置き換えたかのようなABBAのこの曲
この動画のイメージそのままに、鷲になって飛んでるかのような不思議な浮遊感に浸れます。


「Dancing Queen」が全世界でヒットし、目も廻るほど忙しかったであろう時期に作られ、完璧なアレンジと歌唱で録音されたというこの事実
そしてこの異色ナンバーを最新オリジナルアルバムの1曲目に持ってきたという彼らの自信の表れ

この「Eagle」というスケールの大きなナンバーを聴くたびに僕は

ABBAポップスの懐の深さをひしひしと感じるのです!




さらにこの『THE ALBUM』というアルバムの懐の深さは、ラストに収録されたこのナンバーからも感じられます。
「I'm A Marionette」です



まるでオペラとかミュージカルの舞台を見てるかのような劇的な曲調のこの曲。
ベースだけのイントロから徐々に厚みを増して疾走してゆくサマは圧巻としか言いようがありません間奏のギターソロもABBAらしからぬハードさ!

「Eagle」で始まり「I'm A Marionette」で終わるこのアルバム。異色ずくめのアルバムかと思いきや、間には「Take A Chance On Me」のようなポップなナンバー、「Hole In Your Soul」のようなハイテンション・ロック・チューン、「Thank You For The Music」のような壮大なバラードなど、
ABBAらしさ満載の楽しいアルバムに仕上がっているのです


最後はABBAの宣伝みたいになっちゃいましたが
『GREATEST HITS』や『GOLD』などの編集盤では味わえないABBAの魅力を少しでも判って頂けたら幸いです。



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