「鳥つながりで次はカモメかな?」「あるいはカラスもいいかな?」とのお言葉を頂き、ちょっと鳥の曲(「鳥」、あるいは鳥の種類の名前がタイトルに入ってるもの)を自分の頭の引き出しから探してみたら・・・
うじゃうじゃある事に気付きました(笑)
なので、今回から急きょ“鳥の曲(歌ではない)特集”を行ってみたいと思います
前々回の「大阪すずめ」が1回目、前回の「ツバメ」が2回目という事にして、今回で3回目~!
で、マニアックKさんのご要望(?)に応えて、今回は「カモメ」であります。
僕の大好きな渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日」はずいぶん前に取り上げてるので、研ナオコさんの「かもめはかもめ」にしようかな・・・?と、ふとYouTubeで「かもめ」と検索したところコレが出ました
ちあきなおみさんの「かもめの街」です。
作詞:ちあき哲也 作曲:杉本真人
Aメロからしていかにも杉本節!なこの曲、てっきりシングル曲だと思ったら、1988年発表のアルバム『伝わりますか』の中の一曲なんですね
↑こんなふうにテレビの歌番組で歌うという事はシングル曲並みにプッシュされてた曲なんでしょうか?
正直僕はちあきさんに関してそれほど詳しくはないのですが、この数分間の歌唱シーンを見ただけで・・・
他の歌手とは何かが違う!・・・という事はひしひしと感じます。
単に歌が上手いというだけでなく、全身全霊でその歌の主人公を演じるかのような迫力を、それも決して押しつけがましいものでない迫力を感じるんですよね~。
この動画の冒頭で女性アナウンサーが言ってるように、ちあきさんの歌を聴くとこの「かもめの街」の人生を達観したような女性像と、淋しげな海岸の情景が浮かんでくるではありませんか
それにしても良い曲です!
つべには杉本さんご本人が歌うバージョンもありましたが、そちらもお勧め!
ちあきさんの歌声は杉本真人さんの作るメロディーとの相性も良さそうだし、ちあきさんの引退がもう少し遅ければ、もっと多くのコンビ曲が世に出ていたかもしれませんね。
杉本さん、近年ではちあきさん同様平仮名表記の歌手、あさみちゆきさんへの楽曲提供が多いです。
偶然にも“鳥ソング”がありましたよ~
「港のカラス」
これ、ずいぶん昔の映像のようで、あさみさんも若い!(笑)
歌謡曲、演歌、フォーク、それぞれの要素を持ちながら、そのどこにも属さない独自の楽曲が杉本さんの持ち味。
夜に1人しみじみ酒を飲む時にはこういう歌が似合います
では、次回はどんな“鳥曲”が出るかお楽しみに~
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