今回も期待に応える、さすがの出来！
夏らしい爽やかさの中に、ほんの一さじの切なさが隠し味となった“聴けば聴くほど味の出る名曲”となっていますね！
しかし、このところ48グループばかり語ってきたので、今回はちょっと他のアイドルの曲を聴いてもらいましょう
かつてはAKB48の最大のライバルと見られていたアイドリング!!!
今では完全に差をつけられてしまいましたが
、この度、アイドリング!!!から初のソロ・デビューを飾ったメンバーがいます。それが2006年のグループ結成時から在籍する、いわゆる初期メンの一人、横山ルリカちゃん！
ソロ・デビュー曲の「Walk My Way」は、今やアイドル・ポップス界のカリスマである前山田健一氏によるプロデュース。これがなかなか良い曲なんですよ～
正直なところ僕はアイドリング!!!には詳しくなくて、メンバー個々の歌唱力やダンス力などはほとんど知らなかったんですが、このPVを見るかぎりルリカちゃんの歌声には全く問題ないですね
輪郭のハッキリした発声と、たっぷりと余裕のある声量は実に頼もしい！
前山田氏の作った楽曲もアイドルらしさよりカッコ良さを重視して、アイドリング!!!の一人としてではなくソロとしてのルリカちゃんの良さをうまく引き出してる感じがします。
それに、以前から定評のあるルックスとスタイルの良さ
それもこのシンプルなPVの中で上手く表現されてますね。
ちょっとソロデビューのタイミングが遅かったくらいですが、この横山ルリカちゃんのような逸材を埋もれさせるような事がなくて良かったです、ホント
同じく最近ソロ・デビューを飾ったAKB48のたかみなとの対談があるのでよかったら見て下さい。
続いては、9nine(ナイン)が新境地を拓いた新曲「Evolution No.9」です。
どこかで聴いたことのあるフレーズが出まくってる、“9nine版「ロンリー・ハート」”と言える曲です(笑)。
メロディーにあまり抑揚が無く醒めた感じですが、その分リズムの心地よさとエッジの効いたサウンドが聴きどころ
初期はメンバー・チェンジが何度かあったグループですが、今ではすっかりこの5人が定着しました。川島海荷ちゃんだけに人気の比重がかからなくなってきたのもグループとしては良い傾向かと。
東京女子流の新曲「運命」は9nineよりもさらにスタイリッシュな、“いかにも女子流らしい”楽曲となっています。
前作の「Bad Flower」がめちゃめちゃカッコ良かったので今回も期待したんだけど・・・、正直ちょっとメロディーに強力なフックが足りないのは残念
やっぱり女子流はライブやアルバムで勝負するタイプかな～
最後は最近のアイドル・ポップスで一番の当たり！だったこの曲を。
Negicco(ねぎっこ)の「アイドルばかり聴かないで」です。
最初の一音を聴いただけで、判る人には判る(笑)サウンド
そう、この曲はあの、ピチカート・ファイヴの小西康陽氏がプロデュースしてるんですね～！
どうりでイイはずですよ
ストリングスやギター・カッティングがいかにもピチカート、って感じで思わずニンマリしちゃいます(笑)
♪ざんね～ん！の部分で軽く力を抜く感じもさすがですね！
Negiccoも結成10年にしてようやくブレイクの予感・・・？！
それにしても・・・「アイドルばかり聴かないで」と言われても、アイドルの曲にこんな良いのがあるんだから・・・、やっぱり止められないのであります
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