内海さんといえば一番有名なのはアニメ『Dr.スランプ』の則巻千兵衛博士でしょう
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他には『北斗の拳』のラオウ、『魔法使いサリー』のサリーのパパ、『新造人間キャシャーン』のブライキング・ボス、『ドラゴンボール』の天下一武道会の司会者・・・なんてのもありましたね
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僕の大好きな1975年のアニメ『ガンバの冒険』ではヨイショ役を演じ、主役のガンバに負けないテンションで七匹のネズミたちの小さな大冒険を盛り立ててくれました
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そして内海賢二さんといえば数々の洋画の吹き替えも思い出されます。
中でも僕の大好きな俳優No.1のスティーヴ・マックィーン
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キャアア~!かっこいい~~
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実際は【スティーヴ・マックィーン=内海賢二】というほど密接ではなく、もう一人の声優(俳優)、宮部昭夫氏と分け合う形で吹き替えていらっしゃいました。
僕はどちらかといえばやや落ち着きのある宮部さんの声のマックィーンが好きだったんですが
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昔のテレビの洋画劇場はその放送局独自の声優キャスティングがなされていたので、一度放映された映画でも違う局で放映される場合には同じ俳優でも違う声になってることもありました。
この『荒野の七人』にも内海賢二・マックィーンと、宮部昭夫・マックィーンの二種類あったと記憶してます。少なくともこの二人以外の声は無いはず。
ご存じ黒澤明監督の傑作『七人の侍』を、主演のユル・ブリンナーが権利(翻訳権)を買い取って映画化したという1960年の作品『The Magnificent Seven』
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エルマー・バーンスタインによる音楽の勇壮さは何度聴いてもアドレナリンが爆発しそうになります
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↑この動画のように七人の男たちの躍動する場面と一緒に聴いたら、映画の感動も蘇ってくるというもの
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この映画の中でマックィーンが演じたのはヴィンという、主役のクリス(ユル・ブリンナー)がその実力と人間性を認めた、いわば右腕のような存在。最後まで生き残るため出番も多いんですが、派手に死んでゆく他のガンマンたちに比べると印象は薄いかもしれません。
しかしそのクールな佇まい、眼光鋭いシャープなルックスはたちまち評判になり、この作品で一気にスターへの階段を上ったのです
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三年後、同じジョン・スタージェス監督による大作『大脱走』では堂々たる主演!バイクを派手に乗りこなす姿は新たなアクション・スターの誕生でもありました
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このテーマ曲も有名ですね!「荒野の七人」と同じエルマー・バーンスタインの作曲です。
この他にもマックィーン主演映画には面白いものが多数ありました!
皆さんはこの画像のどれだけご覧になったことありますか~?
僕が中学、高校の頃は映画を観るといえばテレビの洋画劇場がメイン。
何しろ映画館までは家から遠かったし、レンタルビデオなんてまだまだ普及してませんでしたから。
雑誌『ロードショー』や『スクリーン』を買ってはその月の放映スケジュールをチェックするのが何よりの楽しみ
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日本テレビ『水曜ロードショー』とフジテレビ『ゴールデン洋画劇場』は人気のある超大作の放映が多かったし、テレビ朝『日曜洋画劇場』は古い名作なども多く、淀川長治氏による解説も楽しみの一つでした。TBSの『月曜ロードショー』は地味なセレクトながらも映画通を気どるには最適な作品を流してくれたものです(笑)
さらに、NHK教育は古いモノクロ映画、民放の深夜にはヨーロッパのカルトな映画と、その月ごとに興味をそそる作品が目白押しでした
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NHKを除いて、音声は日本語吹き替えが主流でしたから、ある特定の外国人俳優には「この声!」というイメージが付いていまして・・・・
クリント・イーストウッドは山田康夫。
アラン・ドロンは野沢那智。
チャールズ・ブロンソンは大塚周夫。
ジャッキー・チェンは石丸博也。
オードリー・ヘップバーンは池田昌子。
マリリン・モンローは向井真理子。
エリザベス・テイラーは武藤礼子。
シャーリー・マクレーンは小原乃梨子。
などなど・・・。
だからごくたまに別の声優さんが吹き替えた物を観ると違和感ありまくり~
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もうそれだけで作品世界に入っていけないという・・・
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吹き替えで育ったので字幕版もあまり好きじゃないんですよね~。
なんだか・・・最後はちょっと内海賢治二さんの追悼記事から少し外れてしまいましたが
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改めて、アニメや洋画吹き替えの創世記からご活躍された名優、内海賢二さんのご冥福をお祈りします。
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