今回は・・・
ネタに困った時のBEATLES頼み
というわけで
1966年の「And Your Bird Can Sing」を聴いてもらいましょう!
ご存じの名盤『REVOLVER』に収録のギターサウンドが痛快なナンバーですね
しかし作ったジョン自身は「歌詞が最悪!」と言ってます!
冒頭の歌詞は
欲しいものはみんな手に入れたんだって
しかも君の鳥は歌がうたえる
でも君には僕はつかまらない 僕はつかまらない
“君の鳥”というのはおそらく片想い中の女の子の彼氏の事でしょうか・・?
歌えて、青くて(笑)、スウィングできる、要するに何でもできる凄い奴なんでしょう。
主人公(ジョン?)はその男に対して引け目を感じて、それでも強がって「君には僕は捕まえられないよ~」と皮肉を込めて歌ってるのが、ジョンらしくて良いと思うんですけどね~
ツイン・ギターはジョージと・・・もう一人はジョンかポールか定かでないらしいです
どちらにしろ、このギターのクッキリ・ハッキリした音像は素晴らしい!
やっぱりビートルズはギター・バンドだよなぁ~と実感しますね
実験的色合いが濃くなってきつつあるこの『REVOLVER』の中で、一番ポップで親しみやすいナンバーかもしれません。(「Yellow Submarine」はポップ過ぎて僕は好きじゃない!)
さてこの「And Your Bird Sing」を聴くと自然に思い浮かべるのがこのアニメ!
詳しいデータは判らないんですが、この『アニメ ザ・ビートルズ』は80年代中ごろまでちょくちょく地方局の夕方や早朝に放映していました。
僕もビートルズにハマり始めた82~83年頃にサンテレビで放映していたのを毎週楽しみに見ていたものです
その第三シリーズのオープニングだったのがこの「And Your Bird Can Sing」!
僕がよく見ていたのも恐らくこのシリーズ。
だからこのアニメのオープニングといえばこの曲というイメージが出来てるんですよね~。
このアニメ、何が凄いかと言えばキャラクターの顔がまず似てるという事に加え、
歌い、演奏する姿までもがよく似せて描いてる
という事!
特にジョンのちょっとアゴを上げて、両足をガニマタ気味に広げて歌う姿はそっくり!
そして、本編中に必ず一曲か二曲は歌詞が出て視聴者も一緒に歌えるコーナーもあって、実に楽しい番組でした。
ちなみに声の吹き替えは・・・
ジョン:伊武雅刀
ポール:小幡研二
ジョージ:田中秀幸
リンゴ:曽我部和恭
なんと、ジョンの声はあのデスラー総統
だったんですね~(笑)
これ、ちゃんとした形で再放送か、DVDで出してもらえないかなぁ~?
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