八神純子「NATURALLY」と、念願の初ライブ参戦!at東京国際フォーラムC | 赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

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12日の金曜日、東京国際フォーラム、ホールCで行われた八神j純子さんのライブツアー『Here I am』の初日となるライブを観に行って来ました

八神さんといえば僕が小学校5年生くらいの時に「みずいろの雨」のヒットで知って以来、
ずっと大好きなアーティストの筆頭でした。
当時はまだコンサートに行くという行為がまだ難しかった小~中学生だったので、大人になってライブにも行き慣れた今、こうして長年の夢が叶ったというわけです

まずはこの曲「NATURALLY」でも聴きながら読んで下さいね。

作詞:山川啓介 作曲:八神純子 編曲:瀬尾一三
1983年発表のシングルで、アルバム『FULL MOON』にも収録の力強いビートとキャッチーなサビが印象的なナンバーです。


会場となった国際フォーラムのホールCは昨年2月に植村花菜ちゃんのライブで行って以来。
ロビーではツアーグッズの販売が・・・と思いきや、CD&DVD、それにこんな炭酸飲料が売られていました!



それから、CD購入者には終演後の握手会の参加券がもらえるということで、僕も東日本大震災支援ソングである「翼」を買わせて頂きましたよ~。




今回の僕の座席は何と!3列目それもほぼ真ん中あたりだったので、八神さんを中心にバンド全体もうまく見渡せました~
さて、ライブは予定時刻の18:30を少し過ぎた頃スタート!
以下、セットリストです。

1 Here I am
2 Eurasian
3 想い出のスクリーン
4 NATURALLY
5  NATURALLY
6 Mellow Cafe
7 くじらの唄
8 People will be people
9 思い出は美しすぎて
10 約束
11 かれ木に花を咲かせましょう
12
13 初めての愛
14 みずいろの雨
15 Mr.ブルー
16 パープルタウン
17 Rising
~アンコール~
18 Take a chance
19 ポーラースター
20 今日の終わりに

はい、どうですか?皆さんのよくご存じの曲もあれば、全く聞いた事の無いタイトルも含まれているんじゃないでしょうか?
このセットリストには震災復興支援ソングの「翼」と「かれ木に花を咲かせましょう」、それに6月発売のニュー・アルバム『Here I am』からの曲が多く、“懐かしのヒットソング・オンパレード!”とはなっていません。

今回のライブを見て、八神純子というアーティストは“往年のヒット歌手”という概念で見てはいけないという事を強く感じました。
あくまで現在“いま”を走るアーティストなんだ、と
それがよく現れているのが14からラストまでのセットリスト。
ご存じ「みずいろの雨」から会場は大盛り上がりの大合唱となるのですが、「パープルタウン」から間髪入れず新曲の「Risng」を入れて本編ラストとし、アンコール直後にまた新曲の「Take a chance」ですよ~
しかし、これらの曲が実にかっこいいアッパー・チューンでして・・・
「パープルタウン」と「ポーラースター」に挟まれても何ら遜色ない楽曲だった事に嬉しい驚きを隠せませんでした~



それにしてもこの三曲のインパクトは凄い!「みずいろ」→「ブルー」→「パープル」と寒色系三部作と言えますね(笑)


そしてアンコールの最後も新曲「今日の終わりに」というバラードで〆るという大胆さ!
これは今の自分の音楽に自信がなければできない事。
音楽活動から離れていたこの十数年間のブランクを埋めようとするのと、震災後の数々の活動から見えてきた自身の人生観と音楽観。そこから発生した「まだまだこれから先もどんどん曲を書き、ライブを行うぞ!」という覚悟のような強い意志を感じるのです。

この日のセトリ的に珍しいセレクトが92年のシングル「Eurasian」や同年のアルバムのタイトルチューン「Mellow Cafe」でしょう。
ツアー中でもどんどん曲を入れ変えるつもり・・とおっしゃっていたので、今後もまた何かレアな曲が聴けるかもしれません。

あ、ところでどなたか↑のセトリを見て「NATURALLY」が二回書いてあるのに気付きましたか
これ、驚いたことに八神さんが本当に二回歌ったのです。
本来なら普通に一回歌って終わるところですが、八神さん、ツアー初日ということで緊張があったのか、歌詞の一部を忘れてしまったのです!ただ、その部分には女性キーボーディストの方のコーラスが被っていたから、我々観客にはそれほど違和感は無かったんですが・・・、何と八神さん「もう一回歌い直します!」と言って再チャレンジしたんですよ~「プロとしてあってはいけない事なんですが・・」とことわってまで歌い直した八神さん・・・!よっぽど悔しかったんでしょうね・・・。

今年の花菜ちゃんのバースデイ・ライブで「My Favorite Songs」の時、曲の途中で歌えなくなって最初から歌い直したのは見ましたが、一度最後まで歌ったのにまた最初から歌うなんて、初めて見ました



ずっと憧れていたシンガー、八神純子さんの生のステージはやっぱり素晴らしかった
今まで何度も何度もレコードやCDで聴いたオリジナル音源と、全く寸分も違わず透き通るような声を聴かせてくれるなんて・・・
さすがは八神純子!
と、ファンでいた事を僕は誇らしく思えましたよ~


最後にバンドメンバーについて。
八神さんの他にキーボード・プレイヤーが二人。その内一人、バンマスの男性の方は主にプログラミング担当のようでした。もう一人の女性の方はコーラスも担当する重要な役割!
後はドラムス、ベース、ギター、と一人ずつ。ドラムスはこれまた女性の方で、ちょっとパワフルさには欠けたかな?という印象。そのぶんベースがかなりしっかり低音を出してましたね。若い男性ギタリストは「思い出は美しすぎて」のあの出だしのフレーズをはじめ、しっかり情熱的なプレイを披露してくれました


八神さんはこれだけ熱のこもった2時間ちょっとのステージを終えた直後なのに、大勢のファンとの握手にまで応対してくれて・・・嬉しいったらありゃしない!
僕は例のごとく緊張して「すばらしいライブでした!ありがとう!」そして「ニューアルバム、買いますね」くらいしか言えませんでした~





・・・という、僕の30数年来の夢が叶った思い出の夜でした。
長い記事を最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございます。


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