渡辺美里「10years」を聴きながら上京10周年を想う・・・ | 赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

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BABYMETAL、さくら学院を中心に、現代のアイドルシーンを好き勝手に語るブログです。

わたくしペイル、今月で東京にやってきてからちょうど10年となりました

住み慣れた関西から関東へ。そして仕事も変わって何かと不安がいっぱいだった2003年の自分を振り返り、今回は渡辺美里さんの「10years」をしみじみ聴きたいと思います。

作詞:渡辺美里 作曲:大江千里 編曲:有賀啓雄

美里さんが1988年に発表したアルバム『ribbon』は「センチメンタル・カンガルー」、「恋したっていいじゃない」、「Believe」などのシングルヒットや「さくらの花の咲く頃に」「シャララ」といった隠れた名曲が目白押しのアルバムで、見事オリコン1位を獲得しました

この頃の美里さんはまさに人気絶頂!といった感じでしたね~。


ちなみにこの写真はもう少し最近のものだと思われます。
探しても80年代の画像に良いものがないんですよね~、何故か


さてそんな大ヒットアルバム『ribbon』のラストを飾ったこの「10years」!

絶え間なく過ぎ去っていく時間“とき”というものの中で、過去と未来を見つめながらも現在“いま”の自分の存在を確かめようとする、当時まだ21歳の美里さんの書いたそんな歌詞が素晴らしい

あれから10年も この先10年も
行き詰まり うずくまり かけずり廻り 
この街に この朝に この掌に 
大切なものは何か 今も見つけられないよ



作曲の大江千里さんも良い仕事をしました。
美里さんの書いた歌詞にふさわしい、ドラマティックで切ないメロディーが聴く者の胸に突き刺さります
翌年の『Flower bed」収録の「すき」も大江氏の作曲ですが、本当に素晴らしい“泣き”のメロディーを作る人だなぁ~と感心します。

スカ~ンと抜けの良さを感じるサウンド作りにはやや軽い印象もありますが、エコー処理されたギター・サウンドと浮遊感たっぷりのコーラスに彩られ、美里さん自身の伸びやかなボーカルが冴えわたります


僕の知りうる限りの美里ソングの中で、これはやっぱりナンバーワンかもしれません!
あ、でも「Long Night」や「死んでるみたいに生きたくない」や「BOYS CRIED」なんかもいいなぁ~。


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さて、東京に来て10年経った僕はこれからどこへ向かうのだろうか・・?

とりあえず関東の濃い~つゆのお蕎麦にはもう慣れました!
でも、マクドナルドの事を「マック」とは未だに言えません





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