先日の植村花菜ちゃんのバースデー・ライブは素敵でした!
でも、レポート記事はもうちょっと待って下さいね~
昨日1月5日は八神純子さんの55歳のバースデーだったので、今回は僕にとって
“花菜ちゃんと並ぶ、最強女性ボーカリスト”
である純子さんにご登場願いました。
曲はちょっとマイナーな存在かもしれませんが・・・「シークレット・ラブ」です。
1982年のアルバム『夢みる頃を過ぎても』の2曲目に収録されている僕のFavorite Songです
作詞は純子さんと竜真知子さんの共作。作曲と編曲は後藤次利さん
純子さんってぜん~んぶご自身で作曲してるようなイメージもありますが、けっこう他人の曲を歌ってたりするんです。
このアルバム中でも原田真二さん、大村雅朗さんらの作曲ナンバーがあります。
当時この「シークレット・ラブ」のクレジットを見て、「なんだ、純子さんの作曲じゃないのか!」と憤慨したものの・・・曲を聴いてビックリ!
「な、なんてかっこいい曲なんだ・・・!」と。
後藤氏らしいメリハリの効いたキャッチーなメロディーを有しながらもアレンジ、演奏が実に大人っぽいというかCOOL!なんですよね~。
クレジットを見るとそれも納得。
ドラム:林立夫
ベース:もちろん後藤次利
ギター:松原正樹
ピアノ&シンセ:佐藤準
という豪華な顔ぶれ。
特に耳に残るのは松原さんのギター
出だしの官能的なソロからしてもう・・最高です!
純子さんの♪ア~ という色っぽいスキャットと絡んで絶品!
松原さんのシャープな音色のギターはエンディングでも存分に披露され、「フェードアウトせずにもっと弾いてくれ~!」と贅沢を言いたくなるほど(笑)
地中に根を張るように低く響く後藤さんのベースもいいですね~。
純子さんのボーカルはちょっとセクシーな歌詞に合わせて、いつもより女らしさを強調した歌唱に感じられます
Aメロでのトーンを抑えた歌唱からBメロで徐々に盛り上がり、サビで爆発という、メロディーラインにしっかり合わせた歌唱スタイルがお見事です。
サビでの ♪シ~~クレット ラブ~~は ときめい~て すてき
の部分は特に声の伸び、張り、艶、全てが完璧!
目を閉じて聴いてると本当に天にも昇る気持ちになる僕
1982年の夏頃、僕はこのLPレコードを買い、夏休みにはひたすらリピートして聴いていたものです。それこそレコードの溝が擦り切れるくらい・・・!
そういう意味でも思い出深いアルバム。
この曲以外にも「白い花束」とか「一年前の恋人」とか「FLY AWAY」とか、良い曲がたくさん入ってるんですよ~
夢みる頃を過ぎても/八神純子
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