今日1月26日はブログ仲間マニアックKさんの誕生日であります！
わ～！おめでとうございま～す！
これからも名前通りマニアックな視点で音楽記事を書いて下さいね～
そして1月26日は、僕の大好きな、本当に尊敬している作曲家・馬飼野康二(まかいのこうじ)先生の64回目の誕生日でもあります
わ～！おめでとうございま～す！
馬飼野先生は70年代前半から歌謡曲の世界で数々のヒット曲を送り出している大御所です。
ご存じない方のために軽くそのヒット曲の“さわり”だけ書いてみましょうか・・・
♪やめろっと言われても～ の「激しい恋」by西城秀樹
♪ロ～ラ～ 君は何故に～ の「傷だらけのローラ」by西城秀樹
♪あの頃は～ 二人とも の「古い日記」by和田アキ子
♪愛のぉ～ あ～ま～い～名残にぃ～ の「愛のメモリー」by松崎しげる
♪く～る～みわり～ おにんぎょお～ の「くるみ割り人形」by石川ひとみ
♪夢だと言って～ 嘘だと言って～ まぼろしだよと～ の「万華鏡」by岩崎宏美
ああ・・・キリがない(笑)
他にも石野真子ちゃん、河合奈保子ちゃん、小泉今日子ちゃんなどの女性アイドルや、
マッチ、男闘呼組、光GENJI、嵐などジャニーズ系のアイドルにも多数楽曲を提供しています。
昨年Sexy Zoneのデビュー曲「Sexy Zone」をオリコン1位に送り込んだ事は記憶に新しいところですね
アニメの主題歌でも「The かぼちゃワイン」「戦闘メカ ザブングル」「ベルサイユのばら」「忍たま乱太郎」など有名曲多数！
僕が感じる馬飼野康二先生の楽曲の魅力は、ドラマティックさとスピード感を併せ持ったところ。
流れるようなメロディーがビートの効いたアレンジに乗り、起承転結のはっきりした劇的な楽曲へと仕上がってるので、聴いていて実に爽快な気分にさせてくれるのが馬飼野サウンドなのです
まぁ、言葉にするより曲を聴いてもらったほうがいいですね。
↑に載せた夏木マリさんの「夏のせいかしら」はそんな馬飼野サウンドの真骨頂が聴ける大名曲
ヘッドフォンをお持ちの方はぜひ大音量で味わってもらいたい！
ブラス、ストリングス、エレキギター、それにパーカッション。
そのどれもが複雑に絡み合い、怒涛の勢いで迫ってくる圧巻のサウンド
マリさんのボーカルでさえもダブルトラックにエコーをかけて、楽器の一種類として扱ってると思えるくらい、徹底したサウンド作りに驚きます！
なんとも濃密な3分間が堪能できる「夏のせいかしら」！
ラテン・ビートに乗ったこのハイスピードな歌謡曲は当時としては異色だったでしょう。
そこそこヒットはしたかもしれませんが、夏木マリの歌としては「絹の靴下」や「お手やわらかに」(どちらも川口真先生の作曲)ほどの代表曲とはなりませんでしたからね・・・。
この曲が発売された1974年当時は僕は聴いたことがなくて、ずっと後、90年代になって有線放送で聴いたのが最初です。その時の衝撃といったら・・・！(笑)
「夏のヒロイン」や「渚のはいから人魚」などで元々僕の好きな作曲家だったのが、この曲も馬飼野先生と知ってなおさら尊敬するようになったのです！
あるインタビューで馬飼野先生がこう言ってます。
「僕は音楽っていうのは楽しんで聴いてほしいし、それを聴くことで楽しくなればそれでいいなぁって思うし・・・」
ハイ、全然難しい事言ってませんね(笑)専門用語も使ってません！
“音楽を聴いて楽しくなる”この単純明快な理屈こそが先生の音楽、作曲に対するポリシーなのかもしれません。
素晴らしいことです！
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