一昨日の晩から降り積もった関東地方の雪ですが、
天気が良かったこともあって昨日の午後あたりにはもうほとんど解けかかってましたね~。
そこでこの曲の歌い出し
♪ゆき~どけ~まぢ~かの~
がふと浮かんだので、今回は「いい日旅立ち」をセレクトしてみました~!
まあ、本来は「雪解け間近」という事はまだ解けてない状態なわけなんだけど・・・(笑)
百恵ちゃんを代表するこの名曲!
今更僕があれこれ書くのもナンですが・・・、ほんと素直に「良い曲だなぁ~」と思いますね
デビュー後、都倉俊一から宇崎竜童へとメイン作曲家をシフトしながら独自のカラーを打ち出してきた百恵ちゃんのシングル曲ですが、78年「プレイバックPart2」「絶体絶命」と宇崎ワールド真骨頂のロック的2曲が続いた後のシングルとして出て来たのが、この谷村新司作詞作曲によるフォーク調の「いい日旅立ち」でした。
誰もが口づさみやすいメロディーと郷愁あふれる歌詞、そして百恵ちゃんの暖かく包み込むような歌唱が、聴く者に安らぎを与えます
この約一年前77年秋のシングル「秋桜」がさだまさし作詞作曲によるしっとり系の曲だったので、あの時の歌唱が「いい日旅立ち」にも経験として活かされたかもしれませんね。
それからこの曲は編曲が川口真先生なんです!
弘田三枝子「人形の家」、由紀さおり「手紙」、夏木マリ「絹の靴下」、岩崎宏美「熱帯魚」など、数多くの名曲を特に女性シンガーに提供してきた川口先生。
イントロや間奏でのトランペットや、見事な裏メロを奏でるストリングス、サビでほんのちょっとリズミカルに走るドラム。
先生の手慣れたアレンジによって、全体的にフォーク調ながらも歌謡曲としての存在感を示す事に成功していますね
歌詞、メロディー、歌唱、アレンジ、それに発売のタイミングなど、全てが奇跡的に成功した名曲となりました。
これもある意味“百恵マジック”と言えるかもしれませんね
ところで僕は時々出張で新幹線に乗るのですが、車内放送でこの「いい日旅立ち」のメロディーが流れると「ああ、東京に帰って来たなぁ~」と実感すると共に「大好きな新幹線の旅がもうじき終わるのか~」と少し淋しくもなるのです
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