林あさ美「つんつん津軽」は大御所と新人が手を組んだ大名曲! | 赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

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音譜このところ演歌界が低調気味です。

黒人歌手ジェロの登場や天才少女さくらまやちゃんの話題も長続きせず、大御所の皆さんは紅白では相変わらず昔のヒット曲を歌うばかり・・。
今年は2月にAKB48の岩佐美咲ちゃんが「無人駅」でソロデビューするので、停滞気味の演歌界にちょっとは波を起こしてもらえるかな・・・?


音譜演歌ファンの多くは保守的な人が多く、ちょっとでも風変わりな曲調とか奇をてらったアプローチをすると拒否反応を示される方がいるのが実情汗
相も変わらず「夫婦(めおと)のいたわり」や「男に捨てられて逃避行」や「女に捨てられてひとり酒」的な歌詞と、誰もが口ずさみやすいありきたりなメロディー。

いや、もちろんこういう“王道演歌”もあっていいんです。
こういう中にも名曲はたくさん生まれていますし。


ただ、そういうのばかりじゃ面白くないプンプン

↑に載せた林あさ美さんの96年のデビュー曲「つんつん津軽」のようなポップス演歌ももっともっと支持されていいはずなんですビックリマーク


作詞は荒木とよひさ、作曲は盟友三木たかし。
1作目からこの両大先生によって作られた「つんつん津軽」は、歌う林あさ美さんに寄せる周囲の期待がいかに高かったかを物語ります。

今やスタンダードとなった坂本冬美さんの「夜桜お七」を書いた三木先生の作曲だけに、演歌的メロディー展開とポップス的ノリとキャッチーさがうまく融合した傑作になってます音譜
あさ美さんの歌唱も素晴らしく、ただ可愛いだけじゃない事はハッキリ証明していますよね。

ヘソ出し&ミニスカートで演歌を歌うという事で演歌界のアイドル=演ドルとして話題になった、96年当時の映像がこちら



この「つんつん津軽」に続く二枚目「ジパング」も同じ荒木&三木コンビによるポップス演歌でしたが、その後思ったような売り上げに結びつかず・・・、徐々に“普通の”演歌路線に行ってしまったのはちょっと残念なところ・・・しょぼん


あさ美ちゃんはけっこうNHKの歌謡番組に出演して、いろいろな歌手の曲をカバーしています。
この石川さゆりさんの「能登半島」もいいですよ~。

そういえばこれも三木たかし先生作曲でしたなぁ~。


最新曲(と言っても2010年発売)「銀木犀」は王道スタイルの演歌ですが、けっこういい曲です。
「そろそろ紅白」と言われ続けて十数年・・・、今年2012年こそはブレイクして欲しいんだけどなぁ~。


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