“好き過ぎて語れない曲をあえて語る特集”←あまりに長いので今回から上記のように省略してみました(笑)
それに前回はちょっと語り過ぎました。
今回はサラっといきます!
1977年発表、タツローのセカンドアルバム『SPACY』のオープニングを飾る名曲「Love Space」!
これを初めて聴いた時(もちろん後追いで80年代半ばだったか?)は衝撃を受けました
これの少し後に訪れる“ファンキーな達郎”とも違うし、「RIDE ON TIME」あたりからヒットを飛ばす“キャッチーな達郎”ともまた違う、むしろSUGAR BABEに近い感じなんだけどそれともまた違う、どこか我々の手の届かない孤高の音楽という感じすらするんです。
タイトル通り「宇宙」を感じる、と言えばいいのかな・・・。
いや、ほんと、この曲こそ魅力をうまく言葉に表せないものの代表です、僕にとっては
細かく聴いていけば・・・
やや変則的なリズムをかっこよく決めるベース&ドラム。
恐らく達郎自身が弾いてると思われるリズム・ギターのカッティングのセンスの良さ。
大胆にフィーチャーされたアルトサックス・ソロの美しさ。
そして何と言っても達郎のハイトーン・ボイスの伸びこそが宇宙的!
と、ポイントはあれこれあるけれど、
ここはとにかく何も考えずこの4分半の無限空間に浸りたい
それこそがこの類まれな傑作を味わう最適な手段なのだから。
こちらはライブ・バージョン
スタジオ版とはまた違った魅力がありますね!
手元に詳しいデータはありませんが、つべでのコメントによれば、ドラムは青山純、ピアノは坂本龍一、サックスは土岐英史という豪華メンバーらしですよ!