好き過ぎて語れない曲をあえて語る特集① レッド・ツェッペリン「アキレス最後の戦い」 | 赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

BABYMETAL、さくら学院を中心に、現代のアイドルシーンを好き勝手に語るブログです。



このブログを始めて二年三カ月、ほぼ二日に一回のペースで更新していろいろな曲を紹介&好き勝手に解説なんぞしてきました。

でもまだまだ紹介しきれてないアーティスト、曲があるのは当然。

特に、好きで好きでしょうがない曲ってその魅力を伝える文章を書くのが難しい・・・。
音楽ブログをやってらっしゃる皆さんはそんな経験ありませんか?
まあ、所詮個人でやってるささやかなブログですから、深く考えずに動画載せて「これ好きです!」とだけ書いておけばいいんでしょうが(笑)、ついついいろいろ書きたく、伝えたくなるのが人情ってもの。


でもそうして二の足を踏んでいてはいつまでも大好きな曲を紹介できずにいる事になるので、今年はちょっとそれらを出していこうと思います。

「かっこいい!」
「美しい!」
「なんか・・・イイ!」

と、かなり単純な表現が飛び交うかと思いますがあせるまあ、とにかく曲の動画だけでも見ていって下さいね~。



音譜前置きが長くなってしまいましたが、そんな特集の一回目はツェッペリンです。

このバンドに関してはもう説明などいらないでしょう。
HR/HMという枠を超えて、全ロック・ファンから未だに愛され続けるイギリスの四人組ですね。
「胸いっぱいの愛を」「ハートブレイカー」「移民の歌」「ブラック・ドッグ」「天国への階段」「カシミール」などなど・・・、代表曲を挙げたらキリがない。

僕も彼らの曲で好きなものはたくさんありますが、どれか1曲だけ選ぶとしたら迷いなくこの「アキレス最後の戦い」を挙げますビックリマーク
これは原題「Achilles Last Stand」といい、1976年のアルバム『PRESENCE』に収録。オープニングを飾る名曲です。


この曲をよく“重戦車が疾走するかのようなサウンド”と表現する事がありますが、僕もそれに全く大賛成パー

ジョン・ボーナムの破壊力抜群のドラミング!
ジョン・ポール・ジョーンズの正確無比なベースランニング!
太い音で突進力を、繊細な音で空間の広がりを表現した変幻自在なジミー・ペイジのギター!
そして変わらぬ官能的なボーカルを聴かせるロバート・プラント!

どれ一つ欠けてもこの曲の魅力は薄れていたことでしょう。

この「アキレス最後の戦い」には複雑な構成も派手な見せ場もありません。
ただひたすら10分間、シンプルなフレーズを繰り返すのみ!!
原始的にROCK MUSICが持っているパワー、衝動というものをこれほど感じられる曲は他になかなかありません。
僕はこの曲を聴く時、「10分で終わらず、もっともっと続いてくれたらいいのに・・・」とさえ思います。


アルバム『PRESENCE』はこの曲に代表されるように、全体的に硬質なサウンド・プロダクションが為されていて実に僕好み。

上に載せた動画は79年、イギリスのネブワースでのライブ映像ですが、スタジオ・バージョン以上に迫力があり、全体がひと塊りとなって迫ってくるようです。まさに圧巻のパフォーマンスドンッ




・・・あれ?

気が付けばいろいろ書きまくってますね?あせる
まあ、こんな僕流の理屈はともかく、皆さんがこの曲を聴いて何かを感じてくれれば幸いです。



プレゼンス/レッド・ツェッペリン

¥1,800
Amazon.co.jp