特撮ヒーロー物を取りあげるのは・・・「マッハバロン」エンディング以来?→こちら
そしてまたしても巨大ロボット物です
1967年放映の「ジャイアントロボ」
原作は横山光輝、制作は東映です。
子供の頃に見た再放送ではそんなに心に残らなかった作品なのですが、大人になってからちゃんと見たら・・・
面白い
いや、この動画を見れば判るように、特撮技術はかなり稚拙です(笑)
怪獣の着ぐるみもリアリティーがないし、質感ゼロ!
同時期に円谷プロは傑作「ウルトラセブン」を放映してたと思うと、そのクオリティーの差は歴然
しか~し!
安っぽい特撮を、優しさを持って大らかな心で見てあげれば(笑)
実に楽しめる作品となっているのです。
東映の敏腕プロデューサー平山亨氏や脚本を担当された伊上勝氏らによって作りあげられた“娯楽性豊かな”その作風は、ツッコミポイントまでもひっくるめて楽しめる一大エンターテインメントとなっています・・・
と、いうのはちょっと褒め過ぎかな?(笑)
大作少年、南十郎、マリー花村、レッドコブラ、ドクトル・オーヴァ、などなど・・・
個性豊かなキャラクターとそれを全力で演じる役者さんたちも実に素晴らしい
僕は全話DVDで持っているくらい、大好きな特撮モノなのです
そういえば今回は音楽にあまり触れてませんが
このオープニング曲のマイスタージンガーによる勇壮なコーラスと、ゆったりと骨太なオーケストレーションは、作品に品格を与えていると思います。
作曲は故・山下毅雄先生。「七人の刑事」「プレイガール」といったドラマや「ルパン三世(第一シリーズ)」「ガンバの冒険」といったアニメの音楽担当で知られる巨匠です。
大人びた洒落た作風は“ヤマタケ・サウンド”と呼ばれ、マニアに支持が高い人です。
そのオシャレさを堪能できる良い動画があったのでどうぞ
さて、ジャイアントロボのロボットとしての美しさを表現した、最高のフイギュアが「特撮リボルテック」シリーズの一つとして、昨年海洋堂から発売されました!
あまりこのテの商品を買わない僕が珍しく購入した逸品です
小さいけれど、細部に渡ってこだわりの作りをしています。
嬉しがってマクロレンズで写真を撮ったので(笑)載せておきますね。