久しぶりに本格的ジャズを聴きたくなりました。
それも心があったまるようなホットなナンバーを
僕はジャズの楽器の中ではサックスが一番好きです
コロコロとして艶のあるアルト・サックスもいいし、ズシリと深みを感じるテナー・サックスもいい!
で、今回はテナーをチョイス。
テナー・サックスの魅力と言えば、「ブフォオオオ・・・」と、演奏者の息遣いがダイレクトに伝わるブロウです!
人間の声に一番近い楽器と言われるテナー・サックスですから、吹いている人のその時の感情までも吹き込むことが出来る、ある意味リアルな楽器と言えましょう
さて、この「My One And Only Love」での ベン・ウェブスターというプレイヤーの演奏も、ゆったりと穏やかで、しかし豪快にブロウするところはブロウしています!
まさに名演奏
ウェブスターの包容力豊かなテナーを聴いていると、まるでお風呂の湯船に浸かってるかのような、何とも言えないぽかぽか感を味わえます。
それと対照的な、アート・テイタムのちょこまかと(笑)跳ねまわるピアノのタッチも面白いですね~!
演奏曲目はスタンダード・ナンバーでもある「My One And Only Love」!
こういうハート・ウォーミングな演奏がピッタリハマる、味わい深いバラードです
この曲はジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマンのバージョンが有名です。
ちょっと聴いてみましょう。
豪快で大らかなウェブスターと、知的で思慮深いコルトレーン!
同じテナー・サックスでも印象が違うのが判りますね~。
コルトレーンのサックスも大好きなんで、・・・またの機会にじっくり語りたいと思います(笑)
ではまた~!