週明けです。今週は今日から二日間の撮影テストを経て8月2日ついにクランク・インを迎えます。8月上半期の本番は2日と4日の二日間で残りはお盆後になります。
31日(月)はハプニングの連続。ロケ地として借りている家のエアコンが故障!これでは作業が困難だし、なにより役者さんを呼べない!ということで修理を手配。しかし一台二万(現地には控え室の一階、撮影場所の二階と二台のクーラーがあり併せて四万)円を言い渡され断念…。仕方なく安い扇風機を購入し対処。。
撮影テストも照明部の準備不足から1カットテストするのに四時間以上の時間を費やす始末。演出部は苛立ち、照明部はいっぱいいっぱい。。
更に悪いことにロケ現場の一室に通じるドアが開かなくなる始末。別室からの侵入が可能なため作業に支障は少なかったものの、本番ではドアを開けるシーンがあるため対処が迫られます。明日直してみます。。
本番を目前に不安を残す撮影テストでした。本番は明後日です。

 今日(といっても27日)は待望の全体顔合わせでした。出演交渉に携わっていたメンバー以外のスタッフは初めて役者さん達に対面し、役者さんにもまた制作に関わるスタッフの顔を一通り眺めてもらえたことで今後の志気も高まっていくことを期待しています。


 全体顔合わせは13時から、場所は都内の私立大学の教室を借りていました。僕は10時に現地に到着し、教室が開かないので喫茶店へ入りました。僕が早くにやってきたのは一緒に制作をやっていて主に会計を任せているI木くんと打ち合わせをするためです。僕はこれまでロケ地と役者の交渉とスケジュールの全般に手一杯で会計に関しては彼に任せっきりでした。しかしメンバー内から不安の声もあり、交渉やスケジュールも一段落したので僕の方でも会計の実情を把握しフォローしておこうというわけです。しかし彼は来ず…。やってきたのは11時過ぎでした。会計の話を少しするも早々に顔合わせの教室へ移動。この辺りから今日の彼には暗雲がたちこめ始めていました…。


 折しも僕自身風邪を引いてしまい、体調が優れませんでした。強い風邪薬を現地で買って処方。


 13時やや過ぎより全体顔合わせ。進行はそれなりにスムーズに行きました。しかしI木くんにとって今日は最悪の日だったでしょう…。作ってきた書類はスタッフはともかく役者さんの名前漢字間違えてしまっていたり、用意して手渡すはずだった今後の交通費がすぐに渡せる状態になかったり。たしかに彼自身反省すべき部分は少なくないのですが、普段一生懸命にやっているのを見ているだけに、みんなに言われて本当に可哀想でした。今後に生かしてほしいです。


 顔合わせ、読み合わせの後衣装合わせ、簡単な立ち稽古とやりたいことはだいたいできたと思います。今日こうした時間を取ることができたおかげで新たな問題点が浮上(シナリオ面で)したりしましたが、よいことです。


 今日はE本くんが体調を壊してしまい欠席しました。また、助手として手伝ってくれる下級生がふたり来てくれたので紹介しておきます。


★J乃木くん

 …録音助手。19歳。落ち着いた物腰で時にぶっきらぼうかと思えば丁寧な態度になったりとまだ掴めない。

★K原さん

 …照明助手。20歳。天然少女。


 八月に入るとすぐに撮影です。これから忙しくなります。。。

 もう随分な間が開いてしまった気がします。毎日目まぐるしくいろんなことが起り、検討され、決まり、修正されてきました。しかしなんとか役者も決まり、ロケ地も決まり、スケジュールも立ちました。もうヘトヘトですが、この辺でブログを更新しないとこれ以降が続かない気がするのでなんとかまとめたいと思います。
 主役の人はタレント事務所に所属していてファッション誌などでもモデルとして活躍している高校生の女の子です。小顔でスラッと背が高く、どこか欧州の血を感じさせる顔の造形をしています。
 準主役で主人公の姉役には、これも事務所に所属されてる役者志望の人に決まりました。きれいな人で大人っぽい雰囲気もあり、姉役として最適と言える雰囲気をもった方です。
他に姉の彼氏役、喫茶店のマスター役にも個性溢れる方々がキャスティングされました。これについてはまたの機会に。

 ロケ地は埼玉県内で三か所、東京で一か所予定されています。中には屋外の撮影もあるため、その日は雨が降らないことを祈るのみです。
 木曜日(27日)には全体の顔合わせがあり、スタッフ、キャストが一同に介します。八月は忙しくなりそうです。

 この記録もしばらく時間が空いてしまいました。この間様々な動きがあったのでまとめて記録しておきます。


 まずキャスティング。これは未だに未決定。一つ前の日誌で当たってきた学校はすべて不安要素が的中した形で駄目になってしまいました。その後、いろんな手段で役者探しを試み、結果として今主役の姉妹にそれぞれ2、3人くらいづつ具体的な候補者が見つかりました。

 その後も養成学校に当たったり、タレント事務所に直接電話をしたりと様々な方法を試みましたが、現在のところ一番有効な手段になっているのはmixiの掲示板を使っての呼びかけです。その効果には驚きました。思った以上のアプローチをいただき嬉しい限りです。ただメールを返信して帰ってこなかったり、その後連絡を取った段階で反古になったりと、やはり人間関係の繋がりとして弱いというのが欠点です。撮影では長期の拘束を要求することになるため、お互い信頼関係を築き責任感を持ってもらうという大きな課題があります。

 あとは友人の紹介、先生の紹介などでチラホラと候補者をいただいたりしました。これらの候補者から選考させていただくことになりますが、どうにか配役の目処は立ったと言えそうです。


 ロケーションについてはすでに早い時期から手を打っており、ほぼすべてのロケ地を決定(または仮決定)することができました。室内などの装飾をすでに美術の担当者などがうち合わせ、動き出しています。


 美術の小道具やCG、少々登場する子役などで新たな問題が持ち上がっていますが、大きな流れとしてやっと見通しが立ってきたと言えると思います。あとは早いところ配役を決定し具体的なスケジュールを立てていきたいですね。

 先日お伝えした役者探しの首尾ですが、未だ決定の見通しがたっていません。

 昨日、三つの俳優養成学校さんに直接行って話しをさせてもらってきました。

 一つめは渋谷にある東京ダンス&アクターズ専門学校です。ここは監督が教務部の方と顔見知りだったこともあり、事前連絡を入れて行ってきました。伺った施設自体は非常に新しいものでしたが学校本体の歴史は長いそうで、卒業生などにも呼び掛けていただけることになりました。在校生の多くはちょうど僕たちの撮影と同じ頃にミュージカルの稽古が入ってしまっているそうなので、いるとしたら卒業生の可能性が高いだろうとのことでした。
 二つ目は新宿(正確には中野区)にある東放学園系列の東京アナウンス学院です。ここは声優志望の生徒が多いとのことで、期待はしないようにと言われました。でも話しは聞いてくれ、募集ポスターを掲示することを提案してくださいました。
 最後は調布にある日活芸能学院です。夏休みに公演や授業などないそうで時期的に参加できる生徒さんがいるかもとの話しではありましたがいかんせん演技系の在校生が10人にも満たないとの話しでした。どうなるかわかりませんが声をかけていただけるようです。

 いずれも結果連絡待ちになりました。

 シナリオの第一稿があがってきました。必要なロケ地が明確になり、そのロケーション場所も大まかに決まってきました。しかし役者探しがなかなか進まないのが現状です。


 自主制作映画にとって役者をどうするかというのは誰もがぶち当たる問題です。僕の知る限り次のような選択肢があります。


1 ) 知人・友人・家族を当たる方法。多くの場合は素人。役者の友人がいればそれに越したことはないけれど、なかなかそうは行きません。でも一番気心が知れていて制作はやりやすいかも。ただし現場が緩くなってしまわないように注意が必要。


2 ) 演劇を学ぶ大学や養成所の学生を当たる方法。あるいは演劇サークルで活動している学生さん。知り合いの紹介などで内部に接触する手段が無ければ直接出向いて交渉するしかありません。


3 ) 市民劇団の人をあたる方法。今はインターネットで連絡方法など簡単に調べることができます。年輩者の役者さんを探している時の常套手段です。


4 ) タレント事務所に連絡してみる方法。これもネットで検索したりして。いろんなところがありますが、場所によっては勉強になると言って新人さんをノーギャラで紹介してくれるようなところも。案外本人次第だったり。


5 ) 広告を出す方法。インターネットなどを使って募集広告を出し、興味のある人に応募してもらうやりかたです。確実性のあるやりかたではないですが案外集まってくれることもあるそうです。


6 ) 最後の手段は道ばたで声かけする方法。カットモデル探しなんかだとこういうことは普通にやっていたりするようですが、自主制作ではあまり聞きません。正直あまり現実的とは思いません。


 今回は主に 2 の方法で役者を捜していました。必要な役者は


☆主役の少女 : 高校2年生  

☆もう一人の主役、少女の姉 : 大学生1年生

☆姉の彼氏 : 23歳くらい

☆喫茶店のマスター : 40代~50代の男性


 の四人です。何人かやってもいいという人にあってみたりしているのですが、なかなか監督がこれという人を発見できずにいる、そういう状態です。しかたがないので 4 ・ 5 の方法を現在検討中です。

 物語の骨格が出来上がりました。これは選考で通過した企画書の物語を元にそこから教師、企画者以外の生徒を交えて矛盾や余計な要素を訂正していったものです。監督、脚本の担当者はこれからこれを元にコンストラクションというものを作っていきます。コンストラクションというのはシナリオを書く一歩手前の作業で、話をシーンごとに分けたものです。この段階ではまだセリフを厳密に書く必要はありません。略してコンスト、あるいは小箱と呼ばれます。


 さて脚本を監督以下数人の担当者に任せ、それ以外の作業も進めていかなくてはいけません。

 まず始めに行ったのは予算案表作りです。これを僕と制作部を運営しているI木君に作ってもらいました。制作には様々な仕事がありますが、まず彼には会計の仕事を受け持ってもらいます。まず今回使えるとされる予算を明確にします。そしてそこから役者の足代、弁当代、美術費、車両費などを逆算式で振り分けていきます。各スタッフはここで決められた予算枠の中で今後作業しなくてはならないので、それぞれが見積もりを出しI木君に報告します。しかしI木君は予算内で納めようと様々な要素を指摘し、予算を削らせようとします。それでも立ち行かない時は予算の枠を拡大することをみんなに提案します。これこれこういう理由でみんなもうちょっとカンパできないかな…ということです。彼も苦労して第一案、第二案と慎重に書き直してくれました。おかげでなんとか大まかな予算案が出来上がりました。


 その間僕は役者探し、ロケーション探しです。役者は演劇を学んでいる学生やセミプロの舞台俳優さんなんかに声をかけて探しています。学生映画なので素人さんでもいいという人もいますが、演技のできる人にやってもらえればそれ以上のことはないので、まずはその線で声をかけていきます。
 ロケーションはまだまだこれからです。監督のイメージを明確にし、何か所か足をのばして行きたいと思います。

シネマゼミ通信 <5/24 (金)>

発行:palepoli

 今日の授業内容を一言で言うと「変えすぎてはダメ」という事でした。苦悩した結果企画書のストーリーを大胆に変更してきたA上君に対し、J原先生は皆の了解で決定した話の骨格を変えてはいけないと一喝。とにかく最終的な物語の決定は来週水曜日(31日)に持ち越しになりました。監督にはこれにめげずより良いシナリオ作りのために悪戦苦闘してもらいたいと思います!

【Topix】
①第一回予算案検討
②撮影テストの実地
③T.A、N吉さんの連絡先

【①第一回予算案検討】

今日の話し合いを元にI木君が予算案を書き直してくれています。みんなそれぞれ盛り込んでほしい予算枠などあればI木君に連絡して下さい。また、予算の資本金を集めることも決まりました。六月に1万円、七月に1万円と二回に分けて集金させていただきます。もちろんゼミ費が出たら返ってくる見積もりの資金です。六月分は6月2日(金)に集める予定です。よろしくお願いします。

【②撮影テストの実地】

撮影、照明、録音の下準備として撮影テストを行います。段取りとしてまず金曜までに上記のポジションの人はそれぞれやってみたい、試してみたい要素(例、録音部から人物に大きな動きのあるものを試したい、など)をあげられるだけあげてもらいます。それらの要素を盛り込んだ1分~3分程のシナリオを用意し、撮影します。テスト日は6月2日(金)の授業前を予定しています。上にあげたポジションの人で都合の悪い人は早めにpalepoliまで連絡下さい。

【③T.A、J原さんの連絡先】

ゼミのT.A、J原さんの連絡先をお知らせしておきます。今後なにかと連絡
など必要になるだろうということで許可をいただきました。
電話
××××××××××
アドレス
××××××××××


以上です。

 さて、現在監督のA上くんは脚本を書くために企画書のストーリーを練り込んでいます。この作業、思いの外彼を悩ませているようです。


 アイデアマンのA上くんは奇抜な発想でいつもみんなを驚かせ、楽しませてくれるような人です。ストーリーを作るときも、次々と真新しい思いつきで手を変え品を交え、みんなの気を引いてきました。


 しかしこの段階では、最終的に選抜された企画書のストーリーを大きく逸脱することは許されません。話し合いの積み重ね、締め切りと公正な評決によって選ばれた彼のストーリーは、その中で破れていった他の企画者や選んでくれた仲間達に対しある種の責任があるわけです。


 新たなものを発想するよりも今あるものをより良いものにする方が難しい、というのが彼のぶち当たっている壁です。部分部分に修正を加えていった結果、他とのバランスが崩れてしまうというのはよくあることです。直していく内に本当に自分のやりたかったことがなにかわからなくなってしまう、なんていうことにも陥ってしまったりします。


 この過程は非常に有意義なものです。自主制作映画においてはこういった過程で辛い思いをすることが結構なかったりします。思いついて、それが面白いと思ったらそれで突っ走ってしまうのが常だと思います。そこで一度立ち止まり、人に自分の思いついたことを聞いてもらい、客観的な意見を交えてより良い形に修正していく。これはなかなか難しいことです。みんなが面白いと思えるような発想って、すごく難しいです。

シネマゼミ通信 <5/19 (金)>
発行:palepoli

 昨日は全体の企画発表でした。僕自身遺憾ながら40分程遅刻してしまい企画発表に間に合わなかったのですが、発表では人数が揃っていなかったこともあり「そんなんで本当にできるのか」などの指摘を受けたそうです。僕も気を引き締めて行こうと思うのでみんなで気をつけていきましょう。

【Topix】
①遅刻・欠席などの予定を明確にするためのいくつかの取り決め
②撮影・照明スタッフ再編
③機材を借りるために企画書を出す人へ

【①遅刻・欠席などの予定を明確にするためのいくつかの取り決め】

遅刻、あるいは急な欠席をする場合には必ずpalepoliまで連絡をお願いします。すでに予定があり欠席する日が明確になっている場合には、事前にpalepoliに伝えてもいいですし、ゼミ室内に設置したビッグカレンダーの各自の欄に×印などを書いておいていただけたらと思います。

【②ゼミ内でのスタッフ再編】

前回消去法で決めてしまった撮影と照明スタッフについて話し合いをしました。前回までは撮影・B藤くん、照明・I木くんとなっていたのですが、これは必ずしも二人の希望するポジショニングではありませんでした。そこで話し合いの結果、撮影・C園くん、照明・D田くんというように決まりました。二人はそれぞれの役職に強い興味関心を抱いているとともに二人のフィーリングが非常に合っていることから、この編成が良いのではということになりました。

【③機材を借りるために企画書を出す人へ】

『誰も知らない小さな家』を終えて後、自分の製作をしようと考えていてしかも学校の機材を借りようと考えている人のための連絡です。その人達は六月頭(正確な日程はまだ)に予定されている第二回企画発表で企画書を提出することが求められることになりました。そしてそれに先立ち、T原先生の意向でゼミ内においてそこで提出する企画書も検討することになりました。なお現在のところ特に該当する可能性があるのはC園くん・D田くん・B藤くん・palepoli・E本くんとなっております。
というわけでこの件に関する日程は以下のようになります。

5月26日(金) 企画書締め切り・検討
5月31日(水) 企画書再提出・検討
6月の頭     企画発表会

以上です。


※③の内容は直接『誰も知らない小さな家』の製作とは関係の無いものですが、ここで企画書を出している人は言ってしまえば卒業制作でのシナリオに漏れた人だったりして、そんなことを少し踏まえると個々のキャラクターがわかってきたりするかもしれないと思い掲載しました。