化石の日々

化石の日々

オフィス ジオパレオント代表のサイエンスライター 土屋健の公式ブログです。
化石に関する話題,ときどき地球科学,その他雑多な話題を書いていきます。

どどっと4冊を上梓しました。

想定している読者層が異なります。

ぜひ、お好みの1冊を手に取られてください。

 

刊行順に紹介していきます。

文字通り、原寸大でカンブリア紀生物の化石と復元イラストが載っています。

直感的にサイズ感のわかる図鑑は、リアルサイズ古生物図鑑 などを上梓していますが、今回は直感も何も「サイズそのまま」です。

全生物的に、まださほど大きい生物がいないカンブリア紀だからこそできる“トゥルーサイズ”

一部の例外をのぞき、化石の画像、その画像と同じポージングの復元イラストを収録。見どころなどを解説しています。

イラストは、服部雅人さんの作品。監修は、熊本大の田中源吾さんです。

カンブリア好きなみなさんが想定読者。

自分でもつくってみて実感したのですが、実寸で見ると「まさにそこに化石・古生物がいる」感覚がハンパないです。

 

 

 

この本をもって、全国の博物館へ行こう、がコンセプト。

岡山理科大の林さん、深田地質研の相場さんの監修のもと、日本全国の中生代古生物を60種チョイス。

そのほとんどに対して、実際に見ることができる博物館の情報を収録しています。

イラストは、ツク之助さん。

この夏、家族でお出かけしようぜ、的なみなさんが想定読者です。

訪問した博物館のチェックリストもあります。

チェックリストは、本の目次にもありますが、版元のサイト からもダウンロード可能です。

 

 

「もしも?」の図鑑シリーズ新刊です。

今回は、新薬「なかよくな〜る」が登場。

恐竜たちが互いに仲良くなり、飼育員とも仲良くできる。

その前提条件のもとに、どのように飼育するかを綴りました。

監修は、群馬県立自然史博物館のみなさま。

イラストは、ぬまがさワタリさん。

そして、今回も木下いたるさんの漫画を収録しています。

想定しているのは、「もしも?」の図鑑シリーズの読者のみなさまです。

小学生から楽しめるシリーズ。こちらも、ぜひ、ご家族で。

 

 

分厚くなりました。

高価になりました。

……が、あくまでも、「一般向けの古生物図鑑」です。

厚さと価格は、収録数に依存します。「1198」という収録数は、私の知る限りでは他にないはずです。

既刊の「一般向けの古生物図鑑」と大きく異なるのは、分類群別で収録している点です。そして、分類群の中で、基本的に時代順(あるいは進化順)にまとめています。

そのため、図鑑ではありますが、生命史を俯瞰するようにお楽しみいただけるはずです。

監修は、群馬県立自然史博物館のみなさま。

イラストは、えるしまさん、かわさきさん、小堀さん、徳川さん、ツク之助さん、服部さんです(五十音順)。

専門家向けではありません(専門家にもお楽しみいただけると嬉しいですが)。

古生物ファンのみなさまの、古生物ライフの“気軽なおともの1冊”として、お求めください。

 

気がつけば、博物ふぇすてぃばるです。

ほんと、1年はあっという間です。光陰流水の如し。光陰矢の如し。

 

「博物ふぇすてぃばる」ってなんぞ?という方は、公式サイトでご確認ください→ 公式サイト

 

例年通り、私は妻の店である「ふぉっしる」の手伝いとして、A-07・08に、ほぼ常駐しています。入場口入って右手。Tシャツのパイライトスマイルさんのお隣です。

 

ふぉっしるでは、アンモナイトをはじめとする実物化石ほか、古生物モデル、古生物グッズなどを販売しています。

こちらも例年通り、“総合古生物ショップ”です。

例年とちがって、商品開発と生産に勤しんでいたら、今年はふぉっしる自身ではブログ等で告知の時間が取れていないようですが……例年どおり、さまざまな古生物が並びます。

安定の“総合古生物ショップ”。古生物ファンな皆様は、ぜひ、お寄りください。

 

そして、今年も、私の著作を販売!

今年は、技術評論社さん、幻冬舎さん、実業之日本社さんから上梓している書籍が並びます!

まずは、今月に入って上梓した新刊3冊

カンブリア原寸大ワールド

会いに行ける!  恐竜・古生物図鑑

「もしも?」の図鑑 もっと楽しい! 恐竜の飼い方

 

そして、7月27日に発売予定の 古生物大全先行販売!

 

この他にも、各社から3冊ずつ合計9冊の“土屋健の古生物本”が並びます。

立ち読みも大歓迎です!

 

今年は、ふぉっしる会場購入特典は2つ!

 

一つは、今回限りの先着特典! 群馬県立自然史博物館の監修本が、4冊並びます。

その4冊のうち、いずれか1冊でもご購入の方、先着25名様に、開催中の 群馬県立自然史博物館企画展 のチケットをプレゼント!

 

もう一つは、恒例。ご希望の方に、私のサインを為書き込み(希望の方のみ)で入れさせていただきます!

こちらは、会計時に「サインを」とお声がけください。

 

また、「他で買っちゃったよ」「他の本にサインが欲しいな」という方は、ぜひ、その本をお持ちください。

ふぉっしるの商品を何か一つ、お買い上げいただければ、サインをいたします。

ふぉっしる店頭のガチャでもOKです(公式の「博物ガシャ」とは別です)。

ふぉっしるには、100円から商品が用意されています。

会計時に「本をもってきたのでサインを」とお声がけください。

ガチャの場合は、ガチャを回し、開封する前に、そのカプセルを見せながら、「本をもってきたのでサインを」とお声がけください。

 

他、私の本に関連したグッズも多数並んでいます。

この機会にあわせてどうぞ!

 

夏の“粋なグッズ”として、最適です。

興亡史シリーズ第1巻 地球生命 水際の興亡史 から「水際扇子」

 

夏を乗り切る粋アイテムとして、いかがですか?

 

また、ふぉっしるの商品として多様な3Dモデルが並ぶ中で、

 

・興亡史シリーズ第2巻  地球生命 無脊椎の興亡史 などに登場する三葉虫 ディクラヌルス、ワリセロプス もご注目。 

 生命の大進化40億年史 古生代編  の表紙も飾る標本を元にした ワリセロプスは、今回の新商品です。

 

古生物大全 の表紙を飾るニッポニテスは、実は、ふぉっしるのモデルが元になっています。

 このニッポニテスモデルも、昨年に続いて販売します(表紙と同色は2個体のみ用意しました。私が塗装しています)。

 

その他、異常巻きアンモナイトの瓶入りモデル、異常巻きアンモナイトガチャなども用意されています。新商品として、ハイポツリリテスがメンバー入りです。

ガチャは、昨年は両日とも夕方を待たずに完売しました。

昨年よりも数を増やしたようですが、お早めにお回しにお越しください。

 

新商品、ハルキゲニアの3復元モデルもおすすめです。

大型モデル以外では、3復元セット。研究の変遷を追うことができますよ。

 

それではみなさん、当日、会場でお会いできますことを楽しみにしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

古生物と一緒に暮らしたい。

そんな、古生物ラヴァーな皆様(とくにお子様)向けの1冊を執筆しました。

 

今回のテーマは、「おうち(家)で飼う」

そのため、小型種が中心となっています。

恐竜やその他の古生物を、戸建て住宅で、マンションで、飼う。その場合に何が必要で、どのような暮らしが待っているのか。

既知の学術情報から想像の翼を広げた本になります。

 

私の本(例えば、この近刊 )でおなじみのツク之助さんの愛らしいイラストが、みなさんを待っています。

監修は、古生物に関しては、群馬県立自然史博物館の皆様。

そして、飼育に関しては、「家で飼う」という視点から、田園調布動物病院の獣医師、田向健一さんにお願いしました。

 

「飼う」という点では、これまでに 全般入門的な「もしもシリーズ」(恐竜版) 、全般入門的な「もしもシリーズ」(古生代古生物版) 、プロが真面目考えた動物園 、プロが真面目に考えた水族館 を上梓してきました。

今回は、「おうち特化型」。登場古生物は、古生代から新生代まで幅広く用意しました。

 

あの古生物と一緒に暮らすには、どうしたら良いのだろう?

 

ぜひ、ご家族でお楽しみください。

 

ポチッとどうぞ(各書店でも販売中です)

 

 

 

 

 

 

 

 

カンブリア図鑑

カンブリア紀の古生物図鑑です。

ただし、「もしも?」シリーズの図鑑です。

「もしも?」?。

それは、表紙にある「でっかくなぁ〜る!」が物語っています。

 

古生代カンブリア紀。

当時、多くの動物たちの全長は、10cm以下でした。

そんな世界で、本の表紙に描かれているアノマロカリスは、全長50cm級という破格の大きさ。

講義講演などで私がそんな話をすると、多くの皆様は「結構大きいね」と反応されます。

 

いや、ちょっと待ってください。

失礼ながら、本当に「結構大きいね」のサイズ感、正しく伝わっています?

例えば、当時のご先祖さま(私たちの遠い祖先かもしれないサカナ)のサイズは3cmくらいしかありませんよ。

そんなご先祖さまにとって、「全長50cm級」がいかに大きかったか。

 

そこで、本書では、ご先祖さま(3cm)を50倍すると、日本の小学校高学年の平均身長になることに注目しました。

そうだ! カンブリア紀の生物を50倍にしてしまおう!

そして、現代の景色に配置してしまおう!

そうすれば、ご先祖さまが”体験”していたサイズ感がより正確に伝わるはず!

 

「もしも?」シリーズだからこそ許される(?)、SF設定。

例えば、アノマロカリスを50倍にすると全長25m。学校のプール級です。

アノマロカリスは、“生命史上最初の狩人”です。

想像してみてください。プール級の狩人に襲われる光景を!

 

この本には、そんなサイズ感のわかる光景が収録されています。

 

本書はまず、世界的にみても珍しい「子ども向け(大人も楽しめる)カンブリア古生物図鑑」です(エディアカラ生物も収録してあります)。マニアックなカンブリア古生物も多数収録。

そして、「もしも?」シリーズとして、50倍古生物が堪能できる仕様となってます。

 

監修は、アノマロカリス解体新書 、無脊椎の興亡史 でご協力いただいた田中源吾さん、

イラストは、恋する化石 、古生物水族館のつくり方 などのツク之助さん、

そして、OP&ED漫画は、ディノサン の木下いたるさんです。

 

ご家族で、カンブリア古生物とそのサイズ感をご堪能ください。

 

ポチッとどうぞ(各書店でも販売中です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国立科学博物館で、11月1日から開催されている特別展『大絶滅展』の内覧会(10月31日開催)に行ってきました。

 

本展でまず面白いのが、レイアウトです

通常、こうした展示は「入口」があり、「順路」があって、「出口」があります。しかし、本展では、入口の先にあるのは、上の写真のように巨大な“地球儀”のある”広場”。

展示は、その広場から、5つに分岐したその先にあります。

「5つの分岐」は、もちろん「5大絶滅」です。

1:オルドビス紀末

2:デボン紀後期

3:ペルム紀末

4:三畳紀末

5:白亜紀末

の5つ。この5大絶滅に関連した展示がそれぞれ独立したスペースで用意されていて、しかも「出口」につながるのは、白亜紀末の大量絶滅事件のコーナーのみです。 

……順路らしい順路がないので混雑が気になりますが、「時代順に拘らず、空いているスペースを探していただけると良いかも」とは、会場でお会いした研究者(監修者)の言です。

 

さて、「5大絶滅をテーマにして、どのような展示をつくるのかしらん?」と思っていたら、結構、フリーダムです(^^

もちろん、それぞれのコーナーで、それぞれの大量絶滅事件に言及されていますが、敢えて書いてしまえば、直で絶滅に関係していないはずの古生物の化石も大量に展示されています(^^

その意味で、5大絶滅をキーに生命史を楽しめる展示、というのが率直な感想です。

 

オルドビス紀末では、エーギロカシスの化石と復元模型が待ち、

 

ペルム紀末のコーナーの奥では、ニッポノマリアが鎮座し(本当に「鎮座」という言葉が相応しい巨大巻き貝。必見!)、

 

三畳紀後期のコーナーには、迫力のレドンダサウルス

 

白亜紀末のコーナーには、シファクティヌスの実骨がいます。

 

出口近くには、ステーラーダイカイギュウも。

しれっと面白いのは、「アンモナイトの進化」に関する展示。

これはぜひ、会場を探してみてください。こだわりが光っています。

 

図録は、かなりの豪華仕様です。

お忘れ無く。また、見逃せないのがぬいぐるみ。

思わず、3つ購入してしまいました。

アノマロカリス(手前)は他でも入手できそうですが、エーギロカシス(中)、ツリモンストラム(奥)は、かなりレアなはずです。

 

ここでは紹介できないようなマニアックな展示多数。

おそらく(いつも以上に)、予備知識がある人ほど、「おお、アレがいる!」と楽しめる。そんなコアな特別展だと思います。

 

科博の開催は、26年の2月23日まで。

その後、名古屋、大阪にも巡回とのことです。

 

詳細は公式サイトで → https://daizetsumetsu.jp/

 

いつもは「参考書籍」程度の紹介(のつもり)ですが、今回はぜひ、事前にお読みいただきたい(^^

 

こちらの2冊は、ぴったりの書籍と思います。

 

ペルム紀末の大量絶滅について

→『 史上最大の大量絶滅では何が起きたのか? 』(講談社ブルーバックス)

この本に関するブログ記事

 

白亜紀末の大量絶滅について

→ 『 恐竜大絶滅 』(中公新書)

この本に関するブログ記事

 

そして、アンモナイトの進化に関しては、こちらもどうぞ

→ 『 推しアンモナイト図鑑 』(技術評論社)

 

ペルム紀にどっぷり浸かりたくなったら……

→ 『 前恐竜時代 』(ブックマン社)