Seishiroナンバーのリハーサルが始まり、忙しくてまたブログがお留守になってます
旅行の話(京都編)ももう少し時間がかかりそう
そんな中でも移動中は相変わらず本を読んでいて、今日は伊坂幸太郎さんの『アヒルと鴨のコインロッカー』を読破。
話は現在と2年前の出来事が交替に語られていて、上京したての素朴な青年が巻き込まれて行くお話。
犬猫を虐殺して楽しんでいる犯罪者が出てきたり、HIVにかかってしまうイケメンがいたりと、まあまあ衝撃的な内容で、登場人物もかなり個性的な人ぞろいだったが、何か惹きつけられるものがあって、それぞれに魅力的。
終わり方も白黒はっきり終わるのではなくて、結局はどうしたんだろう?という余韻を持たせたまま終わったけど、もやもやする感じではなくこれはこれでよき。
伊坂幸太郎さんはそういえば以前『ゴールデン・スランバー』を読んだけど、やはり終わり方は読者が各自で想像するような余韻残しだった。
先日は同じく伊坂幸太郎さんの『アイネクライネナハトムジーク』を読んだ。これはちょっと路線が違って、恋愛要素が入ってきて極悪な犯罪者が出てこないというパターンで、
6話の短編集だったのだけど、読み進めていくと耳に覚えのある名前が出てきて、それが実は前の話で出てきた登場人物の次世代の物語だったり、複雑に緻密にそれぞれの短編の登場人物が相関していて、面白かったし、最後にはほっこりして、これよかった
伊坂さんの本にはどのお話も、余韻と、自分でその先を考える余白があった。
11月の発表会『うらうらら』について
今のところリハーサルは順調に進み、作品はもう出来上がっていて既に踊り込みを始めています。
なかなかSeishiroさんの求めるレベルに達するには果てしない道のりがあって、まだまだゴールが見えて来ない状態ですが、本番まで自分のできる最大限の努力をしてそこに近づきたいと考えている次第です。
Seishiroさんも、もう二度と作らない作品だとおっしゃっていて、レアです。
良かったら見に来てくださいね😆
今ならどの日もチケットあります😊