三畳紀の溶岩大量噴出
3月25日にふぉっしるで紹介したニュース
溶岩の大量噴出が三畳紀末の大量絶滅の一因だったらしいということがわかりました。
三畳紀末に大量噴出した溶岩の年代を
高精度の新しい分析方法によって測定した結果,
大量絶滅が起こった時期と非常に近かったというもの。
ではこの大量噴出した溶岩とは一体何だったのでしょう?
この分裂のときに,アフリカ大陸と北米大陸の間で
溶岩が大量に噴出したのです。
その量は北米大陸,南米大陸,アフリカ大陸,
そして一部ユーラシア大陸にまで堆積するほど大量でした。

当時溶岩で覆われた面積は1000万km²以上と見積もられています。
ヨーロッパ全部が溶岩で覆われてしまうほどの量です。
これだけの溶岩が噴出したら,環境,生物に与える影響は甚大だった
でしょうね。
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しかも,体を丸めた防御姿勢をとっています。
そして珍しいことに,色は黒。
ロシアの三葉虫は通常キャラメル色をしています。
この標本の珍しい色は地層中に鉄分が多く含まれていた
ためとか。
とても良質でとても珍しい逸品です。