今日は先日電車に乗ったときのおはなしです
ある寒い日の朝、駅のホームに立っていると、待っていた電車が滑りこんで来ました。
電車の扉が開き、車内に足を踏みいれると、私は空席がないか周囲を確認しました。
そして前方にあいている席を見つけた私は、その席のほうへと歩いて行きました。
しかし、その席のすぐそばまで来た私は、一瞬その場に硬直しました。
なぜかというと、座ろうと思った席におかれているあるものが視界に飛びこんできたからです。
そのあるものとは…
おにぎりを食べたあとのゴミ
そうです、コンビニなどで売っているおにぎりを食べるときにはがすあの部分です
おにぎりの具はイクラ
「いや、個人的にはイクラは好きだけど、だがしかし…」
などと頭のなかで考えつつ、そのとき私が思いついた選択肢はこの2つでした。
①その席には座らずに立っている
②あいている他の席を探す
その2つのどちらを選ぶか考えていたときにちょうど近くにあいた席があったため、私はそちらの別の席へと座りました。
そして私のうしろから来たスーツ姿のサラリーマン風の男性がそのおにぎりのゴミがある席に向かっていったため、
「あっ、お兄さん、そこにはおにぎりのゴミが…!」
とこころのなかで叫んだ次の瞬間、
その男性はなんと…
おにぎりのゴミをひろい、自分のバッグにしまうと、なにごともなかったかのように席に座りました
私はそのとき思いました…
「その選択肢は思いつかなかった」
私がさきほど思いついた、
①その席には座らず立っている
②あいている他の席を探す
のほかに、その男性は
③ゴミを自分のカバンにしまって席に座る
という選択肢をもっていたのです。
そして私にはその選択肢は思いつきませんでした
なにかを選ぶときの選択肢というのは、ひとによって違うと思います。
今回は電車の席のおはなしでしたが、これをあなたがなにかで悩んでいるときの解決策に置きかえるとどうでしょう?(^_^)
たとえば「仕事を辞めたい」と思ったとき、あなたのなかには
①思いきって仕事を辞める
②我慢して仕事を続ける
の2つの選択肢しかなかったとします。
自分ひとりで考えて答えをだすことができるひとはいいですが、なかにはひとりでずっと同じことをぐるぐると考えてしまい、答えがでないひともいるかもしれません
自分ひとりでは答えが出ないときは、ひとりで悩まずに、信頼できるひとに相談してみるといいかも
すると、自分では思いつかなかった選択肢の③④⑤…みたいに、新たな選択肢が見つかるかもしれませんね
相談する相手は、信頼できる身近なひとでもいいし、身近なひとには話したくない内容なら、こころの専門家のカウンセラーに相談するというのも選択肢のひとつですよ
ひとりで悩まなくても、大丈夫(^_^)
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