※2023年北海道ツーリングの初日はこちら

 

■北海道上陸2日目(2023年6月19日)・・・・・・・

 

帯広のホテルを出発し、向かったのは以平町です。帯広を南下し帯広空港を抜け、十勝平野の真っただ中です。以平、大好きなエリアです。広大な穀倉地帯なのですが、これが北海道を象徴するような景色に思います。

 

景色が良さそうなところを見つけると、その方向に向かいます。これがソロツーリングの良いところです!基本わがままなので、マスツーリングには向きません。。(笑)

 

防風・防雪の役目の白樺並木。

 

おもわずバイクを止めてしまいます。

 

 

これぞ十勝平野!!

 

広大な十勝平野を気の向くままに進みます。

 

このあたりは天気が良いのですが、海沿い、山沿いともに雲が多いようです。どっちに行こうかなぁ。。。散々迷っています。

 

写真で見る以上に、走りにくいダート。玉砂利が深いのと、轍が結構あります。ノーマルタイヤなので滑ります。

 

迷た挙句、海沿いに来ました。やはり雲が空一面を覆っています。

 

浦幌町にある、昆布刈石展望台です。ここ、お気に入りのポイントのひとつで、帯広から海沿いを北上するときには必ず寄ります。観光客は見たことがありません。こういう所が好きなんです。

 

砂利道にそけない看板一つ・・・。

 

昆布刈石展望台を後にし、海岸線を白糠に向かう予定です。

 

下りは結構滑ります。こういうときは、でこぼこを無視して普通に走るのが経験上一番です♪

 

海霧に覆われた道道1038を北へ進んでいると、道の真ん中にキタキツネがいました!

 

こちらを見ていますが、なかなか逃げません。

 

厚内~直別付近の踏切です。警報音が聞こえたのでカメラを構えて待ってました。

 

乗客は数名程度のようです。不思議そうにこちらを見ていました。

 

JR根室線白糠駅です。今日は天気が曇りだったり晴れたりしていますが、気温が15~16度と、かなり寒いんです。長袖Tシャツのうえに3シーズンバイクジャケットを着ていましたが、寒いのでトレーナーを着こみました。

 

白糠駅は、かつて国鉄時代、旧白糠線との乗換駅でもありました。今回は、旧国鉄白糠線の駅のひとつ、旧上茶路駅跡に向かう予定です。以平町で散々迷って海岸ルートにしたのは、そのためです。

 

駅舎内です。有人駅でもあり学生さんが数名いました。

 

11時、14時、16時、17時、19時、22時に1~2本の列車が停車するようです。ここは特急も止まります。

 

跨線橋に上ってみます。

 

幅が広い駅です。

 

右側が旧白糠線だったようです。

 

白糠駅前です。正面が海です。

 

白糠は、焼酎の鍛高譚(たんたかたん)のふるさとのようです。

 

旧上茶路駅跡に向かうべく、R392を内陸に機首を向けます。

 

このあたりが鍛高という地名なので、鍛高譚の故郷のようです。

 

しばらく進むと、左側に旧国鉄白糠線の鉄橋と思われる構造物が出てきました。

 

立派な鉄橋です。使われなくなってちょうど50年です。

 

この構造物はなんでしょう。途中まで建設して中止になったようです。

 

これも旧白糠線の未成線でしょうか。

 

さらに内陸に進むと出てきました!道道665号線。

 

といっても殆ど廃道です。。。それはそうです。。。

 

ここが旧国鉄白糠線 上茶路駅跡です。駅舎はもうありませんが、駅前と思われる小さな広場が残っていました。ここはヒグマがヤバそうなので、クマよけ鈴はもちろん、鉈を腰に、ヒグマ撃退スプレーの安全装置は外しました。散策中もバイクのエンジンはかけっぱなしです。

 

旧上茶路駅跡です。ホームが見えます。ヒグマが怖いので、ささっと足早に見ます。

 

線路も残ったままです。旧白糠線は1964年(昭和39年)10月7日に開業し、1983年(昭和58年)10月23日廃線となりました。国鉄赤字ローカル線の廃線として、一番初めに廃止となった路線です。自分は10月9日生まれなので同じ年齢です。ちょうど自分が18歳の誕生日を過ぎたあたりで廃止となってしまいました。それから50年が経過しています。夏になると雑草が覆いつくし見えなくなるように思われます。

 

ホームが2つあったようです。向こう側にもホームの跡があります。

 

線路がはっきりと残っています。

 

ホームも屋根もしっかり残っています。

 

そろそろ怖くなってきたので戻ります。。。

 

舗装路に戻り、ほっとしました。R240を北上し阿寒湖から津別方面に向かいます。

益々寒くなり、かなり冷え込んでいます。6月下旬とはいえ、エリアによっては横浜の4月初旬の気候です。

 

道の駅相生にやってきました。ここの目当ては・・・

 

旧国鉄相生線の終着駅 北見相生駅跡です。

 

立派な木造駅舎が残っています。旧国鉄相生線は、1925年(大正14年)11月15日に開業し、1985年(昭和60年)4月1日に廃線となっています。

 

 

ディーゼルカーと客車が保存されています。ここは無料宿泊所にもなっています。

 

一度来てみたかったので、来れてよかったです。ここからまた来た道を戻り、弟子屈を目指します。その前に、あまりに寒いので、ライトダウンも着こみます。。

 

R241を北上し、弟子屈町内に入ってきました。交通安全の旗は、北海道の特徴ですよね。ほかの地域ではあまり見たことがありません。

 

腹ごしらえをします。知っているところで、弟子屈ラーメンにしました。あまりに寒いので、汁物が食べたくなりました。

 

久しぶりの弟子屈ラーメンです!濃い色のスープですが、濃厚というよりもあっさりとしていて美味しいです!

 

弟子屈を後にして養老牛を抜けて道道を進みます。

 

再び天気も良くなってきました。中標津から清里町に向かう道道150号線です。

 

この辺も雄大な景色を楽しめます。

 

牧草地帯です。以前聞いたことがあるのですが、土地が肥沃であれば十勝や清里のように穀倉地帯になるそうですが、そうではない場合は、原野のままか、牧草地にするそうです。

 

昨日まで雨が激しかったようで、ダートは濡れており、所々大きな水たまりがありました。

 

林道をどんどん奥に進んでいきます。ヒグマ、、、絶対にいるなぁ。。。

 

水たまりをよけながら進みます。

 

到着しました。神の子池です。道道1115号線から数キロ山奥に入ります。

 

 

熊対策の用意をして遊歩道を歩きます。ここは観光客も多く来ますが、たまたま少なかったです。

 

神の子池です。水がきれいです!さざ波が立っているのが残念でしたが仕方ありません。

 

行けに沈んだ木が腐らずにそのままというのも神秘的です。

 

神の子池を見て、ダートを戻り道道1115号線にでました。網走方面に向かいます。

 

緑付近の集落です。

 

やってきました。「海まで続くように見える一本道」です。斜里の「天まで続く道」のように看板ができたり観光地になったりしてほしくないです。。。勝手かな。。。

 

お気に入りのポイントです。道道857号線になります。

 

毎回同じような地点で、同じポーズで撮っています(笑)

 

清里町から女満別にやってきました。女満別には丘の穀倉地帯があり、とても景色がいいポイントがあります。そんな景色を探しながら走ります。ここも良かったぁ♪

 

観光地も良いですが、こういう景色が大好きです。

 

時間が許す限り、女満別付近をいろいろ探索します。

 

感動の径(みち)という名前が付いた農道もあります。

 

鱒浦農免道路付近です。

 

朝日ヶ丘展望台付近。遠くの丸い建物が朝日ヶ丘展望台です。農道は走っても、畑には入らないようにしています。絶対入ってはいけません。

 

道の駅メルヘンの丘めまんべつ にやってきました。ここでお土産を買って段ボール箱に入れて家に送りました。バイクだと、お土産を載せるスペースも限られているので、いつもこんな風にしています。

 

これはお決まりですね!道の駅の前の景色です。このあと、網走湖沿いを走り網走まで向かいました。

 

網走駅です。駅前で記念写真。

 

コンビニで買い出しもしたので、今日泊まるホテルに向かいます。

 

到着しました。ホテオホーツクインです。網走ではいつもここです。リーズナブルですが大浴場もあり、ホテルの方がとても親切です。

 

バイクを止めて、荷物を降ろしてバイクカバーを掛けます。今日は寒かった!!

 

 

 

つづく・・・・