こんにちは~、ミキです。ようやっと、今日あたりから「地震酔い」改善の兆しが見え始めました。
長すぎますよね
あれからもう一カ月にもなろうというのに...。
まだ、身体、揺れてますけど(笑)、昨日あたりからなんとなく自分の「指針」と「根幹」を取り戻し始めたので、それが効いているみたいです。それまで、1. 酔い止め薬「トラベル○ミン」を飲み(実は伏字になっていません)、2. 安定剤を処方してもらい、3. 血圧を測られ「60-80!」ということで驚かれ、血圧上昇の薬をもらって飲んで... みましたが、一向にこの「船に乗っているような揺れる感じ、自分の目の前に下り坂があり、一歩一歩あるく度に沈んでゆくような感じ、後頭部から鉢まわりの軽めの頭痛」は良くならなかったのですよ。
私はもともと地震災害のことには、人一倍取り組んできたと思うんです。備えてきました。6年保存水も簡易トイレもヘッドライトも持っていました。飼い鳥の寒さ対策も考えてきました。なぜなら、たとえば雪の降る夜に首都圏に大きな地震が来てもちっともおかしくないし、私はそれが恐ろしかったから。
だけど今回、これほど大きな地震と津波を見て、たぶん、心底からおびえて、緩慢なパニック状態が続いていたのだと思います。節電の続く暗い電車や街、相変わらず空になったスーパーの棚、一日中接するこの災害報道から、本当に滅入っていました。テレビを見て被災地の人の苦労を思うと毎日涙が出てしまいます。
主はあたえ、主は取りたもう。 主の御名はほむべきかな。
聖書のヨブ記の言葉です。
私は昔は洗礼を受けたクリスチャンでしたが、今は転んでいます(笑) ですから「信仰!」としてこの言葉を思うのではないのですけれど、そのあたりにこういう言葉もあるんです。「私は母の胎から裸で生まれた。だからまた裸で還ろう」。正しい聖句ではありませんがそんな感じです。なんというのかな、最初自分は何も持っていなかった。そこから仕事や家族を持ち、安定した幸せを築いてきた。それはすべて灰燼に帰してしまった。それでも、自尊心と謙虚な心を持って天を仰ぎ、ボロボロになりながらも力強さにあふれています。ハッとさせられる言葉です。
自分たちは何も悪くないのにそれが現実になってしまった被災者の方々に、この言葉を投げかける勇気を私は持てないけれど(だって私は被災していないから、とてもじゃないけど偉そうに言えません)、私にとっては、なんというか、自分を取り戻させてくれる言葉でした。「心配しても仕方がないね」と。
そして、「地震」という自然現象は、私たちが地表に文明生活を築き上げていることには関係なく、勝手に揺れるのです。(作為的な「地震兵器」なんていうものでなければね。) その結果私たちの生活が壊れてしまっても、地震には関係ないことなんですもの。本当に、切ないけれど、先のことを心配してもしようがないのだなぁなんて考えたりします。
今日、産休中の同僚が、生後2週間余の赤ちゃんを連れて見せに来ました。
生まれたての赤ちゃん。この世に出てきて、たった16日目の小さな命があげる「ふぎゃ~~~!」という声は、理屈抜きに「この子を守ってあげたい!」と思わせるものでした。人の声というよりは、動物の鳴き声みたいな高周波の、心にダイレクトに響く、声。 初めて、赤ちゃんを持てることを「うらやましい」と思いました。
職場近くに住んでいた同僚男性が、1年以上も前に片道2時間以上も通勤にかかる場所に越したのは恋人のためだと知っていたけれど、そしてその彼が入籍をして結婚休暇中なのも知っていたけれど、この9月にはパパになることを初めて聞きました。そして、奥さんになる人にはすでに子供が二人いて、彼はいきなり三人のパパになるということも。 なんというか、私には関係がない(とくに彼に思いを寄せているわけではない)けれど、それでもちょっと動揺しました。
彼は私より5つほど若く、その彼と同じ年の頃の独身女性Aちゃんが、「裏切り者ですよ!
私たち、40になってもお互い一人だったら一緒になろうねって言ってたのに!」と、もちろん冗談で言うのを聞いたとき、なんだかほっとしました。「ああ、彼女もビミョーな気持ちでいるんだな」、と。
結婚した人、子供のいる人、いない人、赤ちゃんの生まれた人、離婚した人.、未婚の人... みんな、それぞれが、それぞれの位置でビミョーな気持ちを抱えながら生きているんだと思うんです。
同じ年の頃なら、あるいは同性なら、なんとなくやっぱり比べてしまう。
すべての状況は一人ひとり違うはずなのに、たまたま比較線上に乗った一点で見比べて、落ち込んだりする。
それはきっと、私たちの人生に「絶対」や「完璧」という文字がないからだと思うのです。
どこまでいっても、なにかしら欠けているような気がする。
切望してつかんだものは、なんだか色あせてしまった。 私はこんなつもりだったんだっけ?
... だけどみんなきっとそんな気でいる。
それだったら、あせらずに安心して、自分のことを愛せるといいですね。




とね!
