深夜の数え歌・着信第2章失踪3 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

車は細い山道を上がって行く。さすがに岡田正は心配になる


正「大丈夫か?道間違ってないか?」


成田国政「大丈夫ですよ。この先に…ほら」


やがて3階建ての建物が見えてくる


国政「あそこにいるんですよ」


どう見ても民家には見えない。それにこんな山の中にマンションなんか建てても誰も住みたがらないだろう。リゾートマンションと考えても、リゾートになりそうなところなどはない。それに建物はかなり古い。近づくにつれ不安は増していく


国政「あそこ療養所なんですよ」


と言われなんとなく納得した


国政「ただ…」


正はチラッと国政を見る。国政が不安な顔をしていた


正「まさか居るかどうかわからない?」


国政「いえ、居ることは間違いないんです。ただあまりに急だったんで、アポ取ってないんです」



刑事になってそんなことは何度もあるが、だいたい警察手帳を見せて真摯に対応すれば何とかなってきた。そんなことは国政も重々承知のはずと正は思ったが、国政は何がそんなに不安なのかわからなかった




そうこうしているうちに、到着する。車は何故か建物から少し離れた場所に止めた


国政「さあ行きましょうか」


と言って車を降りる。正は何でこんな離れたところに止めたのか不思議だったが、とにかく事件の解決の為には何としても話を聞かなければと気合いを入れた




つづく