ひとすじのひかり…光8筋目 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

「助け…くだ…」


微かに声が聞こえる。どうやらビルの中からのようだが、下の階は落下の衝撃で押し潰されていた。見た限り、入り口らしいところはない。入れそうなところをぐるっと見てまわるか悩んだが


もし重傷ならそんな余裕はない


美也はビルに近づき、なんとか入れそうなところを探す


美也「ここなら」


と入って見るも、すぐに行き止まる。何度かの侵入で廊下とみられるところに出られた。ここも瓦礫だらけで一筋縄ではいきそうもない


パキッ


何かを踏んだ衝撃でヒールが折れる。このままでは歩きづらい。と言って裸で歩くには考えられない状況。美也はもう片方のヒールを壁に打ち付け折り


美也「これでなんとかなりそうね」


と言って声のした方に向かう




美也「確かこの辺…」


ガキッ


部屋の中から音がする


美也「ここか」


ドアノブに触れる


バキッ


ドアノブを捻ると同時に折れた


美也「こりゃ大変ね」


ドアノブを捨てる。大きく深呼吸を3回


美也「せーの」


美也はドアを蹴り破った


美也「ふぅ」


大きく息を吐き出し


美也「誰か居ますか?」


「…」


美也は首を捻る。もう一度


美也「誰か居ますか?」


「ここ」


声のする方を見ると瓦礫で埋まっていた



つづく