わたしは初めてのお店でキョロキョロ。適当に送ったアンケートで当選したとかしないとかで、お食事券が送られてきた。しかも期限が本日まで。わたしは焦って支度してそのお店に。お店に着いてめっちゃ焦る。見た感じ高級店。わたしの支度は普通に買い物するような格好。そんなわたしの前に
「いらっしゃいませ」
黒服でビシッときめたイケメンが。わたしの格好はドレスコードには程遠く、このまま追い出されるのじゃないかとドキドキ
「こちらのお席になります」
わたしの格好を咎めることなく、席に案内してくれニコッと微笑む。わたしはこの笑顔で最早お腹いっぱい。とは言えもち食べますよ
まずは前菜『キンメダイのカルパッチョキャビア添え』。めちゃくちゃ美味しそう。フォークでキャビアをたっぷり乗せたキンメダイを口に…
目が覚めました
何故だぁー
何であと3秒あれば食べられたのにー
しかし、わたしはとって二度寝は容易い
二度寝して続きを、そして絶対食べてやる~
「失礼します」
わたしの前からカルパッチョが遠ざかって行く。まだひとくちも食べてないのに~
「お待たせしました」
目の前に置かれたものを見て、すでにカルパッチョのことなど忘れた。『松阪牛とフォアグラのミルフィーユ、トリュフソースがけ』。これは絶対に食せねば。わたしはすぐにナイフとフォークを持ち、ひとくち大に切り、口の中に。あとは口を閉じれば松阪牛とフォアグラとトリュフが…
目が覚めました
なぜ?なぜだぁーー
何ですぐに舌の上に置かなかったのかー
しかーし、二度あることは三度ある。三度寝をすれば続きが見れるはず。次こそは味わってやるー
目の前にはショコラケーキが
前二度の記憶もある。これだけは…。わたしはすでにフォークを持っていた。フォークをショコラケーキに…
目が覚めました
結局何も食べられずに初夢は終了
しかも、このあと暫く続く食べ物の夢。すべて食べる直前で目が覚める
もしかして
もしかして
めっちゃ餓えてる?
ちゃんと食べてるんだけどなぁ~
しかし、いつかは食べることができるのだろうか?
初夢はもう忘れて次の夢です
目の前には荒野、後ろからは地響きをさせながら近づく軍勢。私はいったいどうなるの?
異世界?転移?
だよ