人生ガチャ最終回 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

あ~やんのどりーむぱーてぃー

わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

龍臣が家に入ると両親はすかさず龍臣が持っている物を見て


父「遂にやるか」


母「今12億だものね」


両親の目が輝く


龍臣「これの次どうしようか悩むな」


父「海外か?」


龍臣「それも有りかもな」


母はコーヒーを置きながら


母「それはゆっくり考えましょう」


と笑顔で頷いている


母「この間ちょっと買い物してお金使ちゃったのよ」


龍臣「あぁ、いいよ。どのくらい?」


母は指3本立てる


龍臣「3億?」


と言うと母は笑いだし


母「3千万よ。いくら何でも1日で3億は使えないわよ」


と言う母の隣で父が頭をかきながら


父「先物で3億やられちまって…」


龍臣「3億だろ?たいしたことないだろ、これから12億が入るんだから」


父「そうだな」


と言って3人は笑った




totoBIGの当選を確認する


龍臣「このまま銀行に行っちゃおうかと思ったけど、まずは3人で確認することにしたよ」


最早1等が当たってることは当たり前と言った感じだった。それは両親も同じだった


龍臣「それじゃ見るぞ」


サイトを開き、当選を確認…


龍臣の顔が曇る


父「どうした?」


龍臣「ない、ないんだよ」


父「何がだ?」


父の顔がひきつっている


龍臣「当たってないんだよ」


父「それは困る」


と怒鳴る


父「返済期限は明後日なんだぞ」


龍臣「そんなの貯金で」


母「それがもうないのよ」


龍臣は母を睨む


龍臣「どういうことだよ」


と言うと母は父を見る。龍臣も父を見る


父「稼いでいた時期もあるんだぞ」


龍臣「親父が…」


怒鳴ろうとしたが、今はお金を作らねばならないと思い立ち上がる


父「どこに行く?逃げるのか?」


龍臣「少しでも稼いで来る」


と言って家を出た




龍臣は宝くじ売り場でスクラッチを買う。龍臣はすぐに削る


龍臣「何だよ」


何度買っても末等すら当たらない。龍臣の目に最後の希望が目に入る。ロト6。龍臣は願うようにロト6を買い、帰る




頭をかかえる父の前にロト6を置く


龍臣「明日が抽選だから間に合うだろ」


父「そ、そうだな」


父は希望を見たように明るくなる


そして…



龍臣の家の門の前に、風で飛んで行ってしまった人生ガチャのカプセルの半分が転がる。その中から千切れた紙が…


『驕る(おごる)者は運を手放し、闇をさ迷うであろう』


風が再び吹き、空高く舞い上がった




目が覚めました


去年の最後も今年最初も


バットエンド


宝くじってあんまり買わないなぁ


待つって嫌いだから。チョー短気だもん。抽選日まで待つの無理


だから買ってもスクラッチ


最高で1万円


運より確実


働いて稼ぎまーす


疲れるけど…




次は


年始恒例


初夢


ただし


短いんだよね


だから


二度寝三度寝で見た続きもありまーす


どんな楽しい?悲惨?な夢か


お楽しみに


って


面白いのかなぁ?