刑事あ~やん・崩壊の序曲―警視庁― | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

11月2日

東京ではすごいことになっているが、こちらはいたって平和。事件らしい事件もなく日々種類整理。あぁ~、わたしもたまには体を動かして

美都穂「先輩、体を動かさなくていいから手を動かしてください」

わたし「は~い」

美都穂「いったい誰のせいだと思ってるんですか?」

わたし「えっと、もしかしてわたし?」

美都穂「もしかしなくてもそうです」

わたし「美都穂なにもそんなに怒らなくても」

美都穂「怒ります。私まで減給で資料室移動ですよ。わかります?左遷ですよ左遷」

わたし「そうなるのかな?」

美都穂「かな?じゃないです。銀行強盗を」

わたし「あれは楽しかったなぁ」

美都穂「楽しくないです」

わたし「でも、ちゃんと逮捕したじゃん」

美都穂「何人?」

わたし「えっと、3人だったかな?4人だったかな?」

美都穂「犯人は単独犯、先輩が殴って病院送りにしたのは5人」

わたし「それは、犯人顔してたからで」

美都穂「そのうち1人は県警本部の捜査一課長ですよ。普通ならクビです、クビ」

わたし「それは、わたしの華麗な経歴が」

美都穂「それは署長がおさめてくれたからクビにならなかっただけです」

わたし「それは署長に感謝せねば」

美都穂「その署長も移動ですよ」

わたし「うそっ‼」

美都穂「知らなかったんですか?親子なのに」

わたし「親子と言ってもね」

そのときだった、ドアが開いて柏木優太が入ってきた


優太「高槻」

わたし「なに?突然、ノックもしないで」

優太「そんな場合じゃないんだ」

わたし「あんたはトイレもノックしないで入るんだ?」

美都穂「先輩は鍵かけないんですか?」

わたし「かけるに決まってるじゃん」

美都穂「じゃあいいじゃないですか?」

優太「だから、大変なんだ」

わたし「大変?さっき言ってない」

優太「言う前にあーだこーだ言い始めたんだろ」

わたし「あーだこーだは言ってない」

優太「例えだろ」

わたし「知ってる」

美都穂「先輩はほっといていいです。それで何ですか?」

わたし「わたしは仲間はずれなんだ」

美都穂「ほっといていいです」

優太「あ、高槻の従兄のSATの」

美都穂「葛城さんですか?」

優太「そいつが、この間の拘置所の事件で入院したって」

わたし「なんで早く言わない」

優太「言おうとしたって」

わたし「場所は?」

わたしは入院した病院を聞いて急ぎ向かった



総理官邸に電話が入る

隊長「さきのことでわかったと思うが、この国の警察機構は無能無力。ゆえに、不必要と判断した。よって排除すると決めた。決行は1分後。楽しみにしてくれたまえ」

一方的に電話が切れた

電話からちょうど1分後、警視庁の建物にロケット砲が放たれた。それと同時に建物のあちこちで爆発がおきる。そして、警視庁は崩壊した



刑事あ~やん・崩壊の序曲―警視庁―終わり


刑事あ~やん・崩壊の序曲―次のターゲット―に続く