探偵あ~やん・天才少年の事件簿~急展開~ | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

わたし「起訴って…」

茂生さんは立ち上がり

拳をギュッと握り

やがて

力なくイスに座った

起訴された

それは

ほぼ有罪が確定したと言っても過言ではない

それを覆すのは

並大抵ではない

誰も話さなくなった

そのとき

隣の部屋から女の子が出てきた

瑠璃子「ごめんなさい。私が悲鳴を…出さなかったらお兄ちゃんは…」

瑠璃子ちゃんは泣きながらあやまり続ける

わたしは瑠璃子ちゃんを抱きしめ

わたし「あなたは悪くない。悪いのはお母さんを殺して、お兄ちゃんに罪を被せて、瑠璃子ちゃんやお父さんを苦しめるヤツ。お姉ちゃんが必ず捕まえてやるから」

わたしも泣いていた

わたしと火村さんは瑠璃子ちゃんが泣きつかれて寝るまで瑠璃子ちゃんと一緒にいて

ホテルをあとにした

しかし

真犯人を捕まえるって約束したけど

いまだに手がかりはない

まさに八方塞がりだった

わたしは駅で火村さんとわかれ

うちへ向かっていた

やがて

つけられてる!

気配がする

うちとは反対方向に曲がる

すると

確かにあとをついてくる

わたしが走りだす

後ろも走りだす

角を曲がったところで振り返る

そこで

わたしのあとをついてきたヤツと鉢合わせする

わたし「あっ…」

わたしのあとをついてきたのは

交番にいた警察官

青田啓介だった

青田の右手にはナイフが握られている

ここでわたしは後悔する

ここは人気のない場所

相手は男

どう見ても勝ち目はない

青田がジリジリと近づいてくる

わたしは目をギュッと閉じる

頭の中でいろんなことがよぎる

一番大きかったのは

わたし死ぬんだ

お母さん、お父さん、瑠璃子ちゃん

わたし「ごめんなさい」

ドサッ

三浦佑次(みうらゆうじ)「なにがごめんなさいなんだ」

わたしが目を開けると

探偵事務所の社員の三浦さんが青田の腕をひねり、押さえつけていた



探偵あ~やん・天才少年の事件簿~急展開~終わり



天才少年の事件簿~ライバル~に続く