長いブログになります…
先日、半年ごとの東京メイン病院での外来診察へ行ってきました。フォンタン術後症候群で肝臓ダメージもあり、循環器小児科&消化器内科のダブル受診
検査はいつも通り、腹部エコーや血液検査・レントゲン・心電図のお決まりコースでした。師走とあってなかなかの混み具合で採血まで50分も待ちました(まぁ、予想通り)
実は、主治医が同じ友達から心臓の先生が静養の為お休みをしていると聞いていて
予定では12月復帰との事だったけれど…大丈夫なのかなぁ…と不安でした
検査を終え、外来担当医師の表示に主治医の名前がある事を確認して一安心しました!そして、診察室で『先生復帰されていて良かったです!!』と話し始めたけれど…
3月で退官する という…衝撃的な言葉がまったく予想外の事に動揺して大混乱…
先天性心疾患で産まれた赤ちゃんが治療により、ギリギリ成人にたどり着くようになった、いわゆる第一世代にあたる私は、先月40代最後の歳になり(つまり49歳)
これから先、まさに未知の状況下を歩いて行くのだと不安いっぱいのタイミングに頼れる存在がいなくなるなんて…どーすればいいのか
病院の状況がどんどん悪化して去って行く医師やスタッフも多い中、診なきゃいけないワタシたちの為に勤め続けていると言っていた主治医
でも、体調悪そうで限界だったのだろうな先生にも先生の人生があるし…退官前の春にもう一度予約を入れてくれたので、3か月間、色々考えよう…と思ってます。
評判のよくない病院なら違う病院探せば…と言われたりするけど…昔は先天性心疾患治療のトップランナーとして走っていた病院で、それこそワタシは生命を繋いでもらった訳だし。マスコミの情報をそのまま受けて大切な決断はできないし、信頼している主治医が選んでくれた後任の医師にもやはり期待はするし…悩ましいけれど仕方ない
医療界にとっても患者たちにとっても、未知の状況を歩いて行くのだと改めて痛感しながら…主治医に言われた『何とかサバイブするのよ』をどうにか叶えたいと思います。
まぁ、心臓だけじゃなく肝臓ダメージも引き続き診てもらわないといけないし…他の疾患に罹ったときの連携なども含めて考えなきゃだなぁ。
そんなこんなの、衝撃の外来診察となってしまいました