「運転手はコルセットをするようになってからが、ようやく一人前よ!」
という運送業界の格言を僕は聞いたことはありませんが、年配の運転手とかは言いそうですね。
この業界でコルセットのお世話になっている人は多い、主に腰に着用してズボンの隙間からチラリと見えるのがスタンダードです。
しかしそういう姿を垣間見ると、「ああ、この人大変なんだな」とか「頑張ってるんだな」と無条件で思わされてしまう。コルセットには不思議な力があるようです(笑)
一昔前だと、冬場で学校や職場にマスクして登校や出勤してくるパターンに似てますね。
教室で咳込んだりしていると、「どうしたん?風邪?」とか優しい言葉をかけられ。
「いや、それほどでもないんやけど皆に感染したら悪いなと思って。」とでも言えばエクセレント!その日一日はマスクパワーの恩恵を受けられましたね、現在は常用化されてるので無理だと思いますけどw
そんな僕がコルセットを着用するのは生まれて二回目、一回目はゴルフの時でした。
ゴルフを始めたての頃、ドライバーの飛距離がガンガン伸びていくのが面白くて力任せに振り回していました。なので、よく肋骨を疲労骨折してましたね(笑)
ゴルフ本番になっても痛いので、母が用意してくれたコルセットをわき腹に巻いてプレーした記憶があります。だから仕事では初体験ですね。
しかし僕が痛めているのは背筋であって腰ではない、なので会う方々から「それ、付け方間違ってない?」だとか。
「どこを守ってんの?」と質問されました。コルセットは腰、という既成概念から逸脱できない愚か者どもよ(笑)
確かに見た目は変だと思います、胴体の中心部にコルセットを巻いて。「腹巻のようだ」と揶揄されたりw
任侠や暴走族の話になるかもしれませんが、「さらし」みたいな感じで巻いてました。だって背中を固めて負担を減らしたいんだもん。
だけど、いつもよりいっぱい話しかけられましたね。「どうしたん?」とか、「遂にやったか」とか。
これやばいですね、治ってもまだ着けたくなりそう(笑)
「子は鎹(かすがい)」に対抗して「コルセットは鎹」あるかも、ないなw
背中の損傷状態も、合計12時間ほど寝ると半減ぐらいまでは回復しました。まだ若いのかもなー(笑)
整骨院に行こうと思ったのですが、行ってもマッサージか痛み止めの注射ぐらいしか施術してもらえないんじゃないかと想像しました。
筋肉の損傷なので、具体的な応急処置で効果的なものってないですよね。なので「痛みどめ」が最も効果的ではあるのでしょう。
でもね、僕がやっているバンドの名前は「Pains」なんですよ(笑)痛みを忘れてはいけない。
何もそんな時までポリシーを持ち出さんでも、という話ですよね。でも僕は変わっているので、痛みでさえもある種楽しみたいのです。
まず木曜日の夕方に激痛を感じ、仕事を早退。その時は背中ではなく、腰を痛めてしまったと思っていました。
深く息を吸うと背中が痛くなり、車の乗り降りが辛い。特に車を降りる、屈んだ状態から立つ瞬間ですね。
帰宅すると親に勧められ、コルセットを背中に着用。体を動かす時の痛みは軽減される。
あとは冷湿布を貼ってみました、冷やさない方が良いんじゃないかと思うのですが他に何か対処法も思い浮かびませんし。
その後はひたすら「寝る」、これに尽きますね。
痛むのは右背筋の辺りなのですが、一番寝やすい姿勢である「左半身をベッドに付ける」寝方では痛むのです。
なので仰向けか右半身をベッドに付けて寝ていました。
途中何度か目覚め、その度に深い呼吸をして痛む箇所に「気」を送るイメージ。あとは「伸び」をして体をリラックスさせているとよく眠れました、痛んでいる箇所があれば不思議とよく眠れるのかもしれない。
また、深く呼吸をすると背中が痛むのですが「どの辺りまでは耐えられるか」などドSな行いを自らの体に試みてみたり(笑)
我痛む、故に我有りの精神で過ごしてましたね。大げさですが。
本日も仕事にならないようなら早退させてもらおうと思ってました、しかし何とか予定通り3回の荷卸しを貫徹。
仕事を成し遂げ、土日に逃げ込むことが出来ましたので休養に充てたいと思います。
しかし日曜はちょっとだけゴルフの練習に行きたいですね、もちろん腰も背中も治ってドライバーなど体に負担がかかるクラブは振らないという条件付きですが。
取りあえず今日は太子橋今市という、車で通り過ぎたことしかない場所でアコースティック演奏に癒されてきます。
僕は「月下」が好きだなー、演奏してくれるだろうか?それではまた☆