タダより高い物はない | 人はパンのみにて生くる者に非ず 人生はジャム。バターで決まり、レヴァーのようにペイストだ。

トレインホッピングの本場はアメリカだと思うのだが、鉄道斜陽のアメリカも死傷と身柄拘束のリスクさえ無視すれば、旅客と違って貨物輸送は健在だから鉄道を使って各地に行くことは出来るわけだ。マァ、この路線に関してはアムトラックの旅客列車も運行されているけれども。

アメリカの鉄道は比較的「安全」である。以前、九州で列車の屋根に上った青少年が感電する事案があったけれども、アメリカは北東部を除いて非電化であるし、貨物の最高速度はまず100km/hには届かないわけで。それに比べてこのロシアのトレインホッピングは相当ヤバい。
https://www.youtube.com/watch?v=2jbAiAV4TYA
ネフスキー号の最高速度は200km/h。その上、電化区間。エクストリーム度は段違い。機関車牽引の客車列車だからパンタグラフとは距離があるわけで、架線に触れさえしなければ電車よりも多少は「安全」なところもあるのかなァ。

日本でも北海道新幹線札幌開業の暁には、新函館北斗-長万部が貨物専用線になることが予想されるから、チャレンジャーは現れるかもしれぬ。アメリカとは違って日本は、社会的制裁が公権力からの制裁よりも凄いことになるわけだが。