言葉が話せなくて良かった…。私たちの使命とは。 | ぶー子の動物相談室

ぶー子の動物相談室

元ペットショップ店員、現動物看護士による人と動物の関係学。
愛犬との絆を深めるしつけなら、お任せください♪

こんにちは!


ぶー子です♪

いつもブログを読んでいただき、
ありがとうございます^ ^



さて、私は、動物病院で
動物看護師として勤務していますが、
病院に入院し、
飼い主さんがお迎えに来なかったワンちゃんは、
そう珍しくありません。


その多くは、
病態が悪く、予後も悪いワンちゃんばかりです。


そのワンちゃんを
動物病院で最期を看取るという事は、
私も何度か経験してきました。


あまり知られていませんが、
このようなケースは稀ではありません。






そのワンちゃんの最期を看取る時、
私たちは、ある決断をしなければなりません。


果たして、
この子にとって、何が1番の幸せなのか。


私たちが下した決断が、
果たして正しいのか間違いなのか、、、
それは誰にも分かりません。


その子の最期を、
みんなで看取った後に、
ある獣医師が、涙をこらえてる私に
こう言いました。



私たちにとって、
唯一の救いは、この子達が言葉を話せないこと。


もし、話せてしまったら、
この子は最期に、私たち人間に何て言うんだろう。


そんな言葉を、1つ1つ聞いていたらきっと、
心がもたない。。。





保健所の職員の方も、
動物保護団体の方も、
本当はしたくもないのに、
苦渋の決断をする獣医師達も、
私たちがしたくもない事を、何も言わずにやってくれているんです。


私たち飼い主は、
その方達の気持を考えたことはありますか?


可愛い時だけ可愛がり、
飼うのが大変になったから、
最期は他の人にまかせる。


なんて身勝手なのでしょう。




最期を看取る私たちの気持ち。


動物が話せなくて、本当に良かったと、
なんとか自分の心を保ち続ける獣医師の気持ち。


何もしてあげられない、
ただ目の前のいる命に謝る事しかできない、
職員の気持ち。


そんな方達の気持ちを、
少しでも考えたことはあるのでしょうか。





私たち人間の勝手で飼ってる以上、
人間の都合で命を捨てることは、
あってはならないことです。


私は、1人の愛犬家です。
その点においては、
このブログを読んでいる方と何も変わりはありません。


ただ、
動物看護師として色んな事を経験してきました。


その経験から、
この日本のペット事情が、
たくさんたくさん見えてきました。



その事情を、私は隠す事なく伝えたい。
そう思っています。


むしろ、隠すべきではないと思っています。


ですから、このブログには、
私の思いをそのまま綴っていきます。



知りたくない現実を知ることは、
とても辛く、受け入れるのに、
とても時間がかかることです。



しかし、
その現実を受け入れ、前に進まないと、
何も変わってきません。



そのやりきれない気持ちを越えて、
今自分にできることは何なのか、
それを考えて進むことが大切なのだと、
私は思います。







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