10月3日からの一次予選から、最近では睡眠不足を承知の上での追っかけをしてしまっていた、ショパン国際ピアノコンクールもいよいよ日本時間の今朝(現地時間では、かなり押して深夜の2時半なのでジュリー達の苦労も伺えますが)すべて結果が出ました。

昨夜の深夜遅くの桑原志織さんの熱演後からの、朝の結果発表なので、今日は日本のピアノ大好きな方達は、睡眠不足な方が多いのではないんでしょうか?

 

結果、10年ぶりに前回入賞から戻ってこられたエリック・ルーがゴールドメダルを取られました。

 

第10回ショパンピアノ国際ピアノコンクールの結果です。

 

♪最終結果

第1位 Eric LU (アメリカ/27歳)
第2位 Kevin CHEN (カナダ/20歳)
第3位 Zitong WANG (中国/26歳)
第4位 Tianyao LYU (中国/16歳)、桑原志織 (日本/30歳)
第5位 Piotr ALEXEWICZ (ポーランド/25歳)、Vincent ONG (マレーシア/24歳)
第6位 William YANG (アメリカ/24歳)

入選
David KHRIKULI (ジョージア/24歳)
Tianyou LI (中国/21歳)
進藤実優 (日本/23歳)

 

 

♪特別賞
コンチェルト賞 Tianyao LYU (中国)
マズルカ賞 Yehuda PROKOPOWICZ(ポーランド)
ポロネーズ賞 Tianyou LI (中国)
ソナタ賞 Zitong WANG (中国)
バラード賞 Adam KALDUNSKI (ポーランド)

 

それにしても、ブルース・リウさんに続き、ダイタイソン門下からの続けての優勝。

そして、ダイタイソンから45年ぶりに、ラストにショパコン2番を演奏されての優勝ともいえますので、色々と思うことはありますが、結果は結果。

どなたも本当に本当に上手かったので、審査員も苦労されたとも想像できます。

 

それに、エリック・ルーの2次でのもの凄い怖さを感じさせるような葬送のような演奏は、ある意味、なかなかできたものではないとも思いますし、3次は体調不良もあったと思いますし、なにより、最後のピアコンで、10年前は1番を演奏され、今回は2番の方がしっくりきた深みのある素晴らしい演奏で、ぐっと優勝に近づいたのだとも思えます。

 

桑原さんに関しては、個人的にはもっと上かな?と思ってしまいましたが。

(ご本人も名前を呼ばれた時に、残念そうな表情に見えてしまいましたが)

 

マズルカ賞は、やはりポーランド人でしたが、バラード賞と共に最終奏者圏外からということで、やはり時間がかかっただけあって、もろもろともめた(?)のかなぁとか。

 

最後に貼りたいと思ったのは、やはり桑原志織さんの素晴らしい演奏です。

彼女の良い意味でも安定感があり、安心して聴いていられる優しくて暖かい、慈愛に満ちたという表現が似合う、美しく歌う演奏。

スタインウェイの響きをしっかりと生かした音の響きを何度でも楽しみたい!と思っています。

レオナールの衣装もとても似合っていらっしゃいます✨

 

 

 

 

そして、一か月の長きにわたり、こんなに夢中にさせてくれた全てのコンテスタントに心からの拍手を送りたいと思っています。

 

睡眠不足になりながらも、追いかけ続けたショパン国際ピアノコンクールですが、いよいよ今夜、最後のコンテステントである、桑原志織さんの演奏がラストで結果発表まで進むようです。

 

ファイナルの舞台になると、それぞれのコンテスタントさんの全力の演奏と優しく暖かい指揮者、ボレイコさんの存在感も大きく、もうどなたが勝者になるのか(そもそも、ピアノコンクールに勝者とかという表現はいかがなものかという気もしています)は全くわからないというのが、正直なところです。

 

 

 

 

それに、嬉しい事にこんなにも早い放映にして下さるのは編集も大変だろうと思いますが、NHKで、今回のショパン国際ピアノコンクールの放映があるそうです。

 

 

 

11月9日(日) 午後9:00~の放映だそうです。

 

色々と悲喜こもごもな思いを持って見つめる事になりそうな今夜のラストのショパコン。


今は、桑原志織さんの素晴らしい演奏を楽しみにしています音譜

本日、10月17日はショパンのご命日です。

ショパンの残した、凄い名曲を改めてかみしめながらもショパンのご命日にの早朝(日本時間としては)ファイナルへの出場者が発表されました。

 

第19回ショパン国際ピアノコンクールのファイナルへの通過者です。

Piotr Alexewicz 

Kevin Chen 

David Khrikuli 

Shiori Kuwahara 

Tianyou Li 

Eric Lu 

Tianyao Lyu 

Vincent Ong 

Miyu Shindo 

Zitong Wang 

William Yang

 
11人になった、という事で、かなり審査も大変だったという事も伝わってきます。
日本からは、桑原志織さんと進藤実優さんがファイナルに進めるという結果です。
まだ全部は聴けてはいませんが、昨夜は牛田智大さんの(彼もまたバースディの演奏になりましたが)彼の熱演に、音の煌めきに夢中になりながらも、どうして彼がファイナルに選ばれないの?という問いは今も心に残っています。
 
深夜のケヴィン・チェンの演奏もリアタイしてしまいました。
彼としては、かなり抑えた感じで、マズルカなどはそれでよいとしても、ソナタも抑制して演奏しているように聴こえて、二次とかとは方向性を変えた感じという演奏でしたが。
 
続く、体調不良の為に演奏を一番遅くに変更してもらっての、ハラハラさせられながらの演奏を聴かせてくれたエリック・ルー。
彼も大物であることはわかっていますが・・・・
 
「ショパンは...あんな大きなホールで演奏するものではありません。...とても内省的で個人的なものです。どうしてそんな作品でコンクールを競えるでしょうか」というのは、前回ショパコンでの2位になられたアレクサンダー・ガジェヴさんの言葉だそうです。
 
それにしても、心のどこかで痛みを抱えながらも見つめてしまうしてしまいます。
 
昨日の演奏の中で、格別に私の心に残った、ファイナリストには選ばれませんでしたが、美しいショパンを聴かせてくれた、牛田智大さんの演奏を私個人の心の記憶の為に貼っておきます♪
 

 

 

牛田さん、美しいショパンをありがとうございます。