昨夜は、仕事から帰宅して、夕飯とお風呂を済ませてから、三次での演奏が気になる(けれども、時間的にはなんとかなる!)桑原志織さんの熱演に聴き入っていました。

 

三次ともなると、ショパンの神髄とも語られる、現地の方でしか本当にはわからない?とまで語られているマズルカも課題に加わってきましたが、桑原さんの演奏はショパンらしい?という言葉からは少し外れるかもしれませんが、安定感とか深みのある美しい音色とかという言葉がふさわしいのかもしれません。

けれども、ここまでご自身の音楽としてショパンを構築して魅せてくれる、その力は凄いとしかいいようがありません。

 

スケルツォでは歌い上げるように演奏され、マズルカも生き生きして素敵でした。

けれども、彼女の真骨頂は最後のソナタでの熱演にあったようにも思い返します(大好きな四楽章の麗しい音の響きにはドキドキしました✨)終わる頃には、もう演奏が終わってしまうの?と寂しく思え、彼女の演奏後には深夜にもかかわらず、拍手してしまいました。

 

桑原さんの三次での演奏です。

 

 

 

彼女の後には、珍しい兄弟でここまで残っていらっしゃる LEEご兄弟の演奏でしたが、時間的にはもう無理!と自分に言い聞かせて、いったん離脱。

 

朝起きてから聴いてみて、私はしっとり系で聴かせてくれるお兄さんの方の演奏が好みだと思いました。

(ご兄弟揃ってここまで残ること自体凄いと思いますが、お兄様は前回もファイナリストになっていらっしゃるのだとか。実は覚えていないことが残念です)

ロン=ティボー国際音楽コンクール ピアノ部門で亀井聖矢さんとともに優勝されたことは、読んで知ってはいたのですが・・・・

 

この日のお昼に演奏された、二次で好きになっていたDavid Khrikuliさんの演奏はまだ追いかけられずですが。

 

それにしても、生活があるので休み休みで追いかけていられるのは幸せなことですが、故中村紘子先生曰く、落書きしたりしないとやってられないと言わしめた(書かせたの方が正解でしょうけれども^^;)ずーっと座りっぱなしで、しかも椅子も特別に座りやすいものでない、そこで人生を賭けてくるような演奏をされる方達の審査をされる審査員の方達の大変さを思わずにはいられません。

 

ローザンヌ国際バレエコンクールでもそうですが、だんだんと審査員の方の顔ぶれの方が気になるような年齢に入ってきた私ですが(笑)

衣装も含めて気になるアンナ・アヴデーエワさん、それに、なかなかの自分の門下の方達へのアドバイスが的確だという、ダン・タイ・ソンさんとか。

 

ドキドキの夜はまだ続きそうですが、終わってしまったら寂しくなりそうな予感もしています。

ピアノの五輪のような存在なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

毎日のようにネット経由で、いや、熱心で現地まで応援に行かれてる方もいらっしゃるような、そんな独特の魅力あるショパン国際ピアノコンクール。

 

昨日は在宅の仕事だったので、さっさと切り上げて、ハオラオさんからはリアタイすることができました。

結果、前回よりも間違いなく進化して音も気持ちよく響かせていらしたハオラオさん(どうしてなのかはわかりませんが、三次に進めなかったのは、本当に残念です)

けれども、無事に三次に通過できた進藤実優さんの重くて深みのある演奏を聴けたりしたことは、嬉しかったです♪

 

けれども、前日の演奏で追いかけていたエリック・ルーさんの葬送の絶望的な、どこか排他的といってもいいような(そもそも10年前に第四位を取っていらしたという、彼がどうしてもう一度このコンクールを受けてるのかは不明なままですが)聴いている者が悲しくなるような、そこまでの演奏が出来るのは凄い事なのだろうとは思いますが、その彼の残した演奏が耳に残っている中で、冒頭からスタインウェイを思い切り生かした美しい音の輝きで思い切り魅了してくれたのは、牛田智大さんの演奏で、とても秀悦でしたっ✨

音の煌めきといい、どこか線の細い、ある意味ショパンぽい?彼の演奏の美しさには魅了されまくりました。

 

葬送ですら、彼が演奏すると生への希望が感じられるような・・・・

英雄ポロネーズでの躍動感の潔さといい、ひたすら感動していましたが、ご本人はこの演奏にもご納得されてない様子で、演奏後のインタビューすらありませんでした。

ご本人は更なる高みを目指していらっしゃるのでしょう。

 

きっと前回からの色々な思いを込めての演奏。

二次を通過された、牛田さんの演奏です。

 

 

 

そして、二次の結果発表です。

 

 

 

三次では、どこまで追いかけられるのかはわかりませんが、それでも聴き始めると夢中にさせてしまう。

ショパンとは中毒性があるのかもしれません??

ショパコン、なかなかの熱い夜が続いています。

 

2次に進んで、プレリュードを全曲演奏するかどうかという事は、ひとつの問題だと言われているようですが、David KHRIKULIさんこと、クリクリさんのプレリュード全曲は、直前までのスケルツォまでの熱演を見つめているうちに、これからプレリュード全曲は大変なのではないか?などと余計な事を思う気持ちを吹っ飛ばしてくれるような素敵な演奏でした。

 

おそらく規定時間の関係なのかとは思いますが、少々テンポが速いような気がしましたが、それがまた魅力になっているという感じで。

特に彼の前のコンテスタントさんが、あの問題の16で迷子になってしまう事故がありましたので、それを見事に演奏してくれたのは嬉しい。

ラストの低音までしっかりの響かせてくれて、凄く彼の演奏に引っ張ってゆかれました。


 

 


そして、昨夜お誕生日を迎えられたという、桑原志織さんの演奏も大人な表現力で魅了してくれました。

ここまで来たら、彼女もぜひとも行けるところまでの高みを目指してほしい!


 

 

 

とはいっても、実は寝落ちしてしまったりとかで追いつけず、全部は聴けていませんが、私個人の心の記憶としてアップしておきたいと思いました♪

それにしても、毎回思うのですが、ここまでショパンのみの演奏にのめりこめるのって、やはり凄いことだとも思うのです。