【メイクアップアーティスト】として
高校三年生女子
この季節になると目の前に就職
という文字がある。
彼女たちは進学はせず
ほとんどが就職という道を選ぶ。
支援学校の高校三年生。
自己表現があまり得意でない子たちも多い。
私なんて。
私なんか。
興味がありません。
どうでもいいです。
だからなんなんですか。
そんな言葉が頻繁に出る。
そんな
彼女たちにこの時期は学校のカリキュラム内で
メイク講義をさせていただいております。
2回目の講座になると
お勧めしたものや、やり方をきちんと覚えてて
お母さんに買ってもらっていたりする。
なんて言っておねだりしたんだろう♬
可愛い♬ってにやけちゃいます。
表現力は乏しいものの
最高に可愛く笑う彼女たちは
もう。先生、胸キュンです（笑）昭和
先生、これどう使うんですか？
なんて質問は来ません。
こちらから提案し続けるんです。
彼女たち引き出しを少しずつ開けてゆく。
些細なことで傷つくし、中断する。
でも、ちゃっかり
アイプチ買ってきました。って目で合図されたり
つけまつげつけてみたいですって先生に相談していたり
こんな感じになりたいんですと切り抜き持ってきていたり
聞けば出てくるキュートな小出しの情報。
そう、彼女たちは表現力が謙虚なの。
でも、目で訴えてくる。
もっと可愛くなりたいって。
先生たちの計らいで
私服で授業受講をセッティングしてくれた
この日。
お昼ご飯の時間に食い込んでるんだけど
誰も止めようとしない（笑）
もう、給食食べよ！って私が言い出したくらい（笑）
先生たちなんて
写真撮りまくりで
可愛いの連発♬
この春、社会人としてスタートする
。
もう、誰もフォローなんてしてくれない。
社会という大きな海に繰り出す彼女たちのことが
先生たちは心配で心配で仕方ない。
自分たちの保護下を旅立ち
大丈夫なのだろうか。
やっていけるのだろうか。
挫折しない？
落ち込まない？
前を向いて歩ける？
そんな心配そうな心の声がすごく伝わってきた。
メイクは魔法。
信じて。あなたはすごく可愛いヒトだから。
自信を持って歩いていいよ。
そう言い聞かせながらすすめるメイク講座。
先週から１週間なのに
メイクポーチを買って、中に色々
私が前回使った小物たちが購入されている。
こっそり覗かせてもらって
ホッコリする。
保護者の方へお願いです。
お化粧なんて！
そう言わず
挑戦させてみてください。
勿論、最初は下手です。
お母様方が上手にメイクされていて
指導してくださる。そんなことも少ないと思います。
もちろん、そうであると好ましいですが・・・
最初は少し色のついたリップから。
買うならビューラー。
苦手ならまつげパーマお勧めします。
そんなの無駄です！って言わず
是非チャレンジしてみて欲しいです。
お化粧は悪者ではありません。
その子の笑顔が増えるのなら
一緒にアイテムを選んであげてください。
一般の高校生なら、すでにできちゃうかもしれないけど
内向的だったり表現が苦手だったりする女の子をお持ちのお母様方。
是非。
毎年、この季節は
高校三年生を対象に
基本的なメイク講座をさせていただいております。
現在はヨガの講師ですが
元々はメイクアップアーティストとして第一線で活動しておりました。
美容専門学校教員歴あります。
自己流は良し悪しです。
変な固定概念がつく前に
簡単なポイントと攻略法を指導します。
質問、ご要望があれば
メッセージどうぞ♬
学生さん達へ
こんな素晴らしい先生たちに囲まれて
私は恵まれてる。って知るのはちょっと先の未来かな。
その時に、あなたも誰かのために活動してね。
今は自分のために。
そして、いつかは誰かのために。
あなたはいつも誰かに支えられてる。一人じゃない。
そして、
お花や素晴らしい切り絵
沢山のサプライズをありがとう。
私がいつも夢と希望、元気をもらってます。
こんな素晴らしい機会を作ってくださる
支援学校の教員の皆様に感謝しております。
#ありがとう
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