それは毎日の普通のサイクル。
何でもない毎日だけど
毎日、サプライズをくれるJr.
自宅に帰り
リビングにたどり着くと
いつものように
水筒やお箸、着替えなど
園バッグから出してそれぞれの場所へ片付ける。
そして、今日のサプライズは
すごくすごく嬉しくて
泣けてきた。
「ママ！お手手出して！」
私の手に乗せられたのは
白い花びら？
「ママ！プレゼント！」
なんだろう？
とキョトンとしていると
「園で育ててるチューリップが咲いたの。
僕のチューリップ。
みんなのより遅くて、やっと咲いたの！
だから、ママにプレゼント！」
ずっと、自分の植えたチューリップが咲かないと
凹んでいたJr.
今日、園庭に出ると
白いチューリップがやっと咲いたらしい。
その、咲きたてのチューリップの花びらを
丁寧にティッシュに包み
先生に見つからないように
こっそりバッグに忍ばせ
持って帰ってきたらしい。
せっかく咲いたのに花びら、ちぎっちゃったの？
「すごく綺麗なチューリップだったから
ママにプレゼントしたくて・・・・」
その気持ち
本当に本当に嬉しくて
この純粋であったかくて優しい気持ちが
痛いほど突き刺さり
ヘロヘロになって疲れがピークに来ていたにもかかわらず
また、やる気がみなぎるのでした。
待ち望んでいた花がやっと咲き
それがとても美しかったと感じる感性。
そして、それを大事な人に見て欲しいという気持ち。
花びらを傷つけないように大事に包んだその気持ち。
全てが素晴らしい。
やっと咲いたチューリップの花びらをちぎることは、あまり好ましくないけれど
本当にその気持ちや思いやり
嬉しすぎで泣けてきた。
こんなに優しくてあったかい息子で良かった。
いつもいつも、側でパワーをくれてありがとう！