先日、同級生のお父様のお通夜に行きました。
とてもすごい通夜でびっくりしたのですが
同級生、一人もわからず一言も誰とも会話せず帰ってきました。
手を合わせて考えたこと。
正直にいえば
同級生のご両親ということは
私の両親もそれに近づいているということ。
命をいただいた両親の顔が浮かびました。
いま、命の誕生に携わる職業にあります。
誰かが亡くなり新しい命が誕生し
それを繰り返して毎日を過ごしています。
生まれていろんなことを経験し感じ成長していまがあります。
その経験をさせてくれた両親に感謝しています。
その思いがこみ上げてきたら
涙が出てきてしまいました。
人はいつか命のともしびが消えてしまう日がきます。
短くても長くても
その一生を振り返った時
幸せだったと感じたい。
亡くなられたお父様にはお会いしたことがあるのですがあまりよく覚えておりません。
とても優しく厳しい僧侶さまでした。
息子さん達も運動勉強ともに優秀で
とても憧れる存在でした。
保育園からの地元の同級生はわずか30名。
連絡できる人がいたら連絡して欲しい。
そう言われて
私は誰も連絡先を知らないことを悲しく思いました。
前に前にと進んできた毎日。
振り返る場所、故郷の友人を全く大切にしていなかった。
嫌なことがたくさんあった故郷だけど
この年になり
ヨガに出会い、
少し考え方も変わり
許せる時期がきたのかもしれません。
故郷に足を全く運ばない私。
たくさんのトラウマや思い出をそろそろ
受け入れる時期なのかもしれません。
通夜に参列して
たくさんの方に愛されていた事を
実感させられました。
もちろんそれは
たくさんの愛を周りの方に注いでらしたからだと思います。
私にもいただいたその愛を思い出しました。
幼い記憶ですがその光景をはっきりと覚えています。
人は誰かと出会う為に産まれて
出会ったことにはたくさんの意味があり
出会うことは運命なんだと思います。
何かしらの運命があり
導かれで合うのだと思います。
生きている今に感謝。
そしてであった皆様にも感謝。
一期一会。
嵯峨君の御父様の御冥福を心からお祈り申し上げます。
ありがとうございました。