熊本ヨガパドマ熊本市坪井1丁目3-38エビスビル2階096-346-5070
まずは、本日ご結婚の皆様
おめでとうございます
新しい双葉の芽生え
末永くお幸せに☆
HAPPY WEDDING
ハッピーな気分の話を
といえば!!
やっぱり
料理でしょう
「家族」というあったかい料理を1品
熊本は馬が名物です
その中で本日選んだのは「馬筋」
つまみ&おかずにもできる1品です
「大根をおいしく食べる、馬筋の煮込み」
馬筋1Kg 大根2本 にんにく1個 お湯1L
マズ、お湯から始める理由
スープは水から、煮込みはお湯から
これは味が染み出ないように幕を張るためです
大根はこんな感じ~
お湯に昆布を入れスジ肉もIN
アクと油はこまめに取ります
本当は7時間くらい煮込むのですが
今日は早く出来上がらせるため
煮込んで一旦冷やしもう一度煮込み始めることにします
一旦スジ肉を引き上げます
下に大根をIN
上にスジ肉を戻します
(大根が沈むように一旦引き上げたのです~)
鷹の爪と粗目、醤油、お酒
うしししし~
これを煮込んでいる時間は
肉厚の椎茸をグリルで焼いてお醤油たらして
かんぱーい!!
この煮込みは・・・
この寒い時期のコウバを思い浮かべてください
お母さんは仕事を手伝いながら
ストーブの上で
朝からコトコトコトコト水をタシタシ
夕方が来る頃には
お父さんにはおつまみ
子供たちにはおかず
残りは明日の子供のお弁当
寒くもあったかい家族模様が見え隠れする
お料理です
八代というところがいちばん有名ですが
冬の寒い時期にイグサむしりをします
寒い小屋の中
夜通し、おとうさん・おかあさん・おじいちゃん・おばあちゃん・・・
家族総出で
ラジオをつけストーブをたきひざ掛けと毛糸の帽子
あぐらをかいてじっとイグサをむしるのです
たたみ1畳を作るためには
この辛く厳しい作業から始まっているのです。
一枚の畳表に何本のいぐさが使用されているかご存知ですか。約4,000~7,000本。良質のいぐさは根元から先端まで充実し、茎に変色や病気、傷などがありません。また、1本1本の太さや色がそろっています。
冬の寒い時期~夏の暑い時期の乾燥まで
気の長くなる作業が続きます
イグサからできる畳は日本の象徴であり
大切にしていきたい文化でも有ります。
しかし、その労力とはみまちがえるような低収入
昔はイグサ御殿なんてありましたが
そんな話、今では夢のまた夢です。
中国から輸入される格安畳表が販売されるようになり
八代・・・いや日本中のいぐさ農家の方が何人首をつったことか・・・
仕事がない?
いっぱい有ります。
寒いから。きついから。自分には合ってないから。
そうですか。
自分を見つめなおしてくださいませ。
ということで
この温かい料理は
じんわり心まで温まる熊本家族の料理なんです☆
結婚という新しいスタートを切られたお二人へ
今夜はお風呂一緒に入ってくださいね