4月14日、パディはThe Maniaのライブを見に鶴見GIGSへ。

Cuddly Toysの新ボーカルのジェイミーが、2019年からやっているバンドがThe Maniaです。



主に横浜方面で活動している平均20代後半の4人組。グラム〜パンクを通過し、ニューウェイヴ、ポストパンク、90sブリットポップ、シューゲイザーなどの栄養分を幅広く吸収して育ったと思われる、21世紀のYoung Dudesです。

 

会場に入ると、暗いステージにオレンジ色のガス燈(っぽい光)がひとつ。
Doorsの「People are strange」が流れる中をメンバー登場、ガス燈の灯りがフッと消えるとライブの始まり。

うねるビートと繊細なサウンド、エッジの効いた言葉をのせたオリジナル曲を中心に、バウハウス版「テレグラム・サム」カバーを加えるセンスも良き✨✨ 

 

去年、新しいボーカルを探していたパディが、某ミュージシャンの方にジェイミーを紹介され、実際のステージを確かめたくて、カドリーのメンバー全員でThe Maniaのライブを見に来たのが、ここ鶴見GIGSでした。

そして、ジェイミーの加入決定! 「来てよかったね」と言いながら、みんなで帰った思い出の街😊

 

あれから約1年。The Maniaのサウンド、ジェイミーのパフォーマンス、共にパワーアップしていて伸び盛りの勢いが感じられる良いライブでした🎶

 

この日、久しぶりに自転車で遠出したパディ。(すっぴんなので、写真は後ろ姿だけ😅)

チケットが取れないことで知られるジュリーこと沢田研二さんですが、なんと、取れたんですよ、渋公!(建て替えたけど、渋公と呼ぶ!)

しかも1階・7列目(ひゃー!)

そういうわけで、ジュリーのライブは初めてのパディ、4月5日、沢田研二 LIVE2024「甲辰 静かなる岩」@LINE CUBE SHIBUYAに行ってきました!

 

1曲目の「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」からテンションMAX、ぶち上がるオーディエンス! たたみかけるように名曲を連発するジュリーとバンド!

「ジュリー、声に伸びがあって表現力すごい! バンドも最高!」と盛り上がるパディ。特にアンコールでの「さよならを待たせて」に、めちゃくちゃ感動してました💕

https://youtu.be/ug15a5Mm1ZA?feature=shared

 

実はロンドンに行く前(1976年頃)、パディはナベプロ系列のワールド・レジャーという事務所の新人バンドのメンバーでした。その頃、一度だけジュリーと遭遇したことが…。

パディが、ドラムの先生(プロ・ドラマー)の仕事先で、いわゆるボーヤとして機材運びのお手伝いをしてた時に、ナベプロがアイドルっぽい若い子を集めてバンドを作るという話でスカウトされて。

本人もあんまり覚えてなくて、そのバンドの名前も忘れてるんだけど、何回かスタジオでリハしたり、国分寺あたりにあったナベプロの寮(メンバーが住んでた)に遊びに行ったり。

その頃、木の実ナナさんと細川俊之さんの2人芝居『ショーガール』をナベプロ関係者貸切で観る機会があって、バンドリーダーの橋本タイジさん(スクールメイツ出身の人)が連れてってくれました。

そこにジュリーも来てたんだけど、おそらく仕事の都合で途中退席。すごく周囲に気をつかって静かに忍び足で出ていくのを、子供のパディは「あんな大スターが、何でコソコソしてるんだろ?」と不思議に思って見てたそうです😅

 

終演後、素敵に年齢を重ねたジュリーにしみじみ感動🥰✨

画像検索して無理矢理な2ショットをしておりました(笑)

 

「地獄に堕ちた野郎ども」、元気でした〜!

 

3月16日、パディとジェイミーはダムド来日公演@横浜ベイホールへ。
今回はラットがドラムなので、オリジナル・メンバー3人いるダムドを見ることができました。

 

 

「そういえば、キャプテンが昔、うちのライブ見に来たことあったな~、RAPEDかCuddly Toysの頃」と急に思い出すパディ。聞いた方は「おおっ!」と思うけど、当時のロンドンのパンクシーンの日常だったのでしょう。Cuddly ToysのボーカルのショーンのガールフレンドのJosiは、ショーンの前にダムドのディヴと付き合ってたし😆

「彼らが元気でバンドを続けていることがすごくうれしい! 特に初期の曲を、ラットのドラムで聴けて、なんか感動しちゃった」とパディ。

 

ちょうど47年前ですが、1977年の3月、前年にデビューしたばかりのダムドは、マーク・ボランのご指名を受け、T.REXの前座として「Dandy in the Underworld」の国内ツアーを回っていたわけです。ロンドンのレインボー・シアターでは「Get It On」の時に呼ばれて一緒にやってるし🎶

この抜擢の理由は、キャプテンがT.REXの初期からの大ファンで「ボランTシャツを着たパンク」だったから、と言われてます。

ということで、マーク・ボランをこよなく愛するスタッフ(私)は、T.REXの「Dandy in the Underworld」UKツアーのTシャツを着用、47年前にマークが可愛がっていたパンク少年たちが、カッコいいおじさんになって、目の前で凄まじいライブをやってることに胸熱でした💖

 

2024年は閏年。4年に一度やってくる2月29日、パディはカドリートイズの新ボーカル、ジェイミー・Kと「ケイト・ブッシュ・ナイト」@錦糸町アーリーバードへ🎶

 

原田千栄さん(vo)、吉本匡孝さん(G,vo)のユニット299(にくきゅう)が、ケイト・ブッシュの世界観を見事に表現するこのイベント、パディも大好き!

ゲスト・プレイヤーにアーバンギャルドや頭脳警察で活躍するおおくぼけいさん(p)を迎えて、錦糸町が嵐が丘に変わる素晴らしい時間を作り出していました

 

299の2人はラーマアメーバの秋間経夫さんが1998年から10年間やっていたバンド「アキマ&ネオス」のメンバーで、この日は秋間さんも見に来てました😊 

 

美しくて、どこか奇妙でよじれたところが魅力のケイト・ブッシュの楽曲。少し前にネトフリのドラマ『ストレンジャー・シングス』で使われてリバイバル大ヒットした「Running Up That Hill」も聴けたし、「Fullhouse」や緊張感あふれる「Hammer Horror」、James and the Cold Gun」のエンディングとか凄まじかった!⚡️

そしてお店の名物、北海道の義経ジンギスカン、今回も美味しくいただきました😋

 

 

 

昨年は、年頭からパディの心臓手術という先行き不安なスタートでしたが、手術が成功し、リハビリと並行して新ボーカルを探す中、4月にジェイミー・Kと出会い、初夏に彼の加入が決まり、カドリートイズの新体制を整えた1年でした。

年が明けて2024年1月。

バンド名の英語表記を「Cuddly ToyZ」から「Cuddly Toys」へ。パディがイギリスで活動していた時の、オリジナル表記に変更しました。

英カドリートイズのオリジナル・メンバーで、今も活動してるのはパディだけなので、ベースのトニーや当時のマネージャーから「オリジナルの表記を使え」と言われていたこともあり、新ボーカルを迎えて心機一転のタイミングで、原点に戻っての再起動です。

 

というわけで、1月からリハーサル開始!

楽器隊がキーの変更やアレンジの手直しなどのブラッシュアップを進めてくれて、そこにジェイミーの歌が加わることで、従来の曲の解像度が飛躍的に高くなった感じがします♪

 

そして、新生カドリートイズの初ライブ、

6月1日(土)、池袋手刀にて決定!

◆2024 6/1(sat)◆ネオ東京・池袋手刀

◆[LUSTER LUSTER - yin yang -]

◆出演;

ADAM-SITES

Cuddly Toys

HERSHEY's

RAIDINRAIN

THE TRICKS

■open 17:00 / start 17:30

■adv / door 2500yen(+1d)

 

【チケット予約、受付中】

入場順は、[1]TIGET前売り予約(No.1~番号順入場) → [2]各バンド予約 →[3]当日券になります。

 

★Web予約(TIGET)

https://tiget.net/events/314541

※TIGETでの前売り予約=お1人様1枚まで。公演前夜23時まで受付。お支払いは当日、会場にて。

 

★バンド予約(メール)

下記まで、ライブ日、枚数、お名前をお知らせください。

paddyphield.info@gmail.com