世界最大のレコードの祭典『レコード・ストア・デイ2026』(4月18日)にて、

英Cuddly Toysの1stアルバム『倒錯のギロチン・シアター』が真っ赤なレコード2枚組でよみがえりました!

 

 

 

昔のマネージャーがやっているJUNGLE RECORDSから、2026年のレコード・ストア・デイ向けに『倒錯のギロチン・シアター』を復刻するよ、という話は聞いていて(日本盤の帯に書いてあるキャッチ・コピーの意味を教えろと言われた・笑)、発売を楽しみにしていました。

 

 

 

 

届いた実物は、想像以上に豪華な仕様になっていました!

 

 

 

日本盤、英国盤(ミックスと選曲が少し違う)、デモ音源など、パディ在籍時のCuddly Toysが残した音源すべてが、クリア・レッドのレコード2枚に収録され、日本盤の帯も復刻、ジャケットは豪華ゲートフォールド仕様です。

 

 

 

レコード・ストア・デイ当日、パディはお店に行けなかったんですが、数人の友だちが「買えたよー!」と連絡をくれました😊

 

Cuddly Toysのデビュー盤にして、集大成。

内容は、こうなっています。

 

【Guillotine Theatre 2026(2枚組)収録曲】

英国盤:Introvenus, Brain Saviour, Join the Girls, Wolf, Madman, Universe, Astral Joe, My Commando, Full Circle, Alien, Guillotine Theatre, Timewarp

英2ndシングル「Astral Joe」のB面曲 Slow Down

日本盤用ミックス:Introvenus, Madman, Universe, Astral Joe, Full Circle

日本盤のみ収録:You Keep Me Hanging On, Front Page News

1980年のデモ音源:Sound of the Sirens, Holocaust, Bring on the Ravers

 

 

「当時のメンバー、みんな20歳そこそこだったのに、こういうアルバム、よく作ったよね~。で、ショーンが死んじゃって、30年過ぎてから、また、新品のレコードで世の中に出るなんてね!」と、パディも感慨深い様子。

 

 

 

その後、英国の音楽サイト RPM ONLINEで、今回の復刻2枚組が、「真のグラムロックファンにとって至福のひととき」と絶賛されているのを見つけました!

 

 

 ◾️RPM ONLINE

https://rpmonline.co.uk/?p=28507

 

「My Commando」は「素晴らしいビートとリフを持ち、初期のジャパン、ブレイク前のハノイ・ロックスを思わせるサウンドだ」と評され、ショーンが壮大に歌い上げるバラード「Slow Down」には、「モット・ザ・フープル、スウェードも彷彿させる」との嬉しい言葉!

 

夏に予定しているショーンの追悼イベント『追憶のギロチン・シアター』に向けて、大きな励みになりました。

 

カドリートイズのライカとルディの2人ユニット、夕闇グラデーションが、イギリスのシンガーソングライター、Dave Renegadeと対バンするというので、4月13日は吉祥寺のBLACK & BLUEへ。

 

 

 

主催はDannie B.GoodのDannieさん。久しぶりに会えて嬉しかった😊

 

 

 

Dave Renegadeは、ニッキ・サドゥンとジャコバイツをやってたデイヴ・カスワースの朋友で、パディはRAPED時代、ニッキの最初のバンド、スウェル・マップスと何度か対バンしていたので、初対面のDaveとも話が弾んでました!

 

 

そもそもニッキは1977年頃、RAPEDのギターのフェビアンとロンドンで同じフラットをシェアしていて、そこはパンクスのたまり場で、パディもよく遊びに行き、ニッキも良い仲間だったのでした。

 

そのニッキの相棒がデイヴ・カスワース、その親友がDave Renegadeと、あの頃のロンドンの仲間はつながりますね。

 

「ニッキが…、デイヴが…、ああで、こうで。あ、あいつ、知ってる?」とか、2人でおしゃべりしていました。

 

 

ライブは、夕闇グラデーションの「令和のGS」サウンドで幕を開け、大井孝之さんのブルースギターが渋くてカッコよく、Dannieさんがキンクスの「Waterloo Sunset」をやってくれて、「この曲、大好き💗」と喜ぶパディ。

 

 

 

 

 

Daveはギターの弾き語りスタイルで、優しく繊細な感じのステージでした。

2020年にデイヴ・カスワースが亡くなったのが本当につらかったそうで、彼へ捧げた曲も披露してくれました。

 

 

 

モット・ザ・フープルのキーボーディストで日本在住のモーガン・フィッシャーさんもいらしていて、お元気そうでした。(けっこう話したのに、写真を撮り忘れてしまった💦)

 

BLACK & BLUEがロンドンの下町のパブみたいな雰囲気になっていて、楽しい夜でした。

 

 

4月8日は、カドリートイズのジェイミーの別バンド、The Maniaのライブを観に鶴見GIGSへ🎶

 

 

 

メンバーチェンジ&パートチェンジを経て、この日、再起動したThe Mania。

いろいろな良い曲があり、新体制での変化も良い感じでした✨

 

 

 

 

 

 

浮遊感のあるサウンド、春の陽のまどろみにも似た心象風景を描く「不完全な寝室」は配信もしています🎶

 

 

 

 

 

 

終演後、新体制を祝してメンバーと記念撮影!😊

 

 

ケビン君との出会いは、まだ、パディが日本とイギリスを行き来していた2008年頃。当時は、日本に滞在中にPaddy & Friends名義でセッション・ライブをやっていて、ユキノさんが連れてきてくれた若いギタリストがケビン君でした。

 

 

 

この写真は2008年の渋谷ラ・ママ。左からユキノさん、パディ、マーク東さん、ケビン君、REDRAMのベースの外さん。

 

 

その後も何かと気にかけてくれて、今に至ります。

 

そんなわけで、4月5日はケビン君の生誕祭「サイケデリック・サーカスvol.05-西邑卓哲生誕祭-」を観に東高円寺UFO CLUBへ。(実際の彼の誕生日は4年に一度の2月29日!)

 

ちなみに、「西邑卓哲」という4つの漢字が「にしむら・たかあき」という読み方で、それがケビン君の名前だということに、かなり長い間、気づいていなかったパディです。

 

 

この日は、あと2回のライブで解体するというFOXPILL CULT(ケビン君が昔からやってきたバンド)と、今のバンドのACM:::が改名したA Concrete Mur(ア・コンクリート・ミュール)の2マン。ケビン君が全時間帯・全方位的に大活躍する1大イベントでした。

 

2つのバンドのステージを通して、過去と未来が同じ熱量で相互作用し合い、重ねてきた時間や記憶、思いと、これから先へ紡いでいくものへの強い意志を感じた、ダイナミックな生誕祭でした!

 

A Concrete Murには、8月2日のショーン追悼ライブに参加してもらうので、この日はメンバーの皆さんにもご挨拶してフライヤーを渡してきました。8月が楽しみ!

 

 

 

1977年の夏、パディがロンドンで出会い、「お前は、ここで唯一の日本人パンクになるんだよ」という言葉をくれた、ショーン・パーセル。

 

 

そこから「ロンドンの日本人ドラマー、パディ・フィールド」が誕生します。

 

 

 

RAPED、Cuddly Toysのボーカリストとして天性の才能を発揮したショーンは、バンドメンバーであり、親友でもありました。

 

 

パンク、ニューウェイブが爆発したあの時代のロンドンで、密度の濃い数年間を共に過ごし、別々の活動に移ってからも、パディは「ショーン、どうしてるかな?」「いつかまた、一緒にバンドをやりたいな」と思っていたそうです。

 

 

その後、パディはいろいろあって、昔の仲間の前から消えるわけですが、ショーンの方は30代で脳腫瘍を発症。故郷のアイルランドに戻って、1996年7月24日、38歳で他界してしまいます。

 

 

パディがそれを知ったのは、自分が脳梗塞で死にかけて、「もし、生き残れたら、もう一回、音楽をやろう」と決意した後のことでした。

 

それだけに、若くして逝ったショーンへの思いは強く、ショーンの没後20年にあたる2016年、日本での追悼ライブ1回だけのつもりで結成したのがCuddly ToyZ(当時の名称)でした。

 

イギリスのCuddly Toysのメンバーで、今もバンドをやっている人はいないので、パディが日本でカドリートイズを続けることになり、昔の楽曲に新アレンジを加えたり、デモテープに残された未完成曲(Tracy)を完成させるなど、過去を継承しながら活動してきました。

 

そして、ショーンの没後30年を迎えた2026年。

 

命日の7月24日の少し後、8月2日に『追憶のギロチン・シアター』と題した追悼ライブを、東高円寺UFO CLUBにて、多くの方々の協力を得て開催することが決定。3月下旬からライブ告知をスタートしました!