2022年最後の夜遊びは、新宿2丁目の路地にある新宿UNDERGROUND Azzitto1224へ。

ここは新宿スモーキン・ブギだった頃からPaddy & Friendsでライブをしたり、誰かのバンドを観にきたりしてましたが、今のお店になってからライブスペースが広く見やすくなって、良い感じ😊

 

1229日は去年同様、遊鬼ウタゲさん主催「忘年会ライブ」にThePink'99が出ていたので、パディ、ルディ、スタッフとで遊びに行ってきました🎶

 

ちょうどThePink'99のライブの最中、「ビール、売り切れました!」と業務連絡が。営業中の飲食店でビールが底を尽くという異常事態(笑)。それだけ、お客さんが盛り上がり、はじけまくっていたということで🎶🍺🍺🍺

 

ThePink'99の新音源『グランジのハムスター』もゲットして、2022年もロックンロールで楽しく暮れていったのでした

 

1227日、パディとルディは東高円寺のUFO CLUBへ。

お目当のイベントは、こちら↓

FLASHBACK

LAPIZ TRIO(LAPIZ[vo,g]+横山玲[b]+中村清[ds])

KEN & THE STRANGE MOON

犬風

SPEARMEN

 

ルディの友人の篠原さんがドラムのSPEARMEN、フリクションのラピスさん率いるLAPIZ TRIO、キャプテントリップ・レコーズ 松谷健さんのKEN & THE STRANGE MOONなど、UFO CLUBらしい顔ぶれです。

 

会場に入ったら、すぐ、ラピスさんがいました!

ラピスさんは1978年にロンドンにしばらく住んでいて、当時、RAPEDにいたパディと交流があったんです😊

 

44年ぶりの再会にラピスさんも喜んでくれて、「ロンドンに行った時、全然お金がなかったんだけど、パディがレストランの皿洗いのバイト紹介してくれたんだよ」などなど、思い出話に花が咲きました。

ラピスさんいわく、「まず、アムステルダムに滞在してからロンドンに行こうと思ったら、オランダで入国拒否されて。イギリスでもヒースローの入国審査がすごく厳しかった」。

その頃、日本赤軍のダッカ・ハイジャック事件(1977年)などがあって、片道の航空券でヨーロッパにやってくる若い日本人は、とても警戒されたようです。

パディは「ラピスは、ひと目で『PUNK!』って感じで、カッコよかったんだよ〜」と振り返り、2人で同じ店でバイトしたことも思い出しました。

その後、ラピスさんが日本に戻り、オートモッドのジュネさんにパディを紹介して、日本人パンクスの間で「ロンドンに行ったら、パディに会え」ということになったそうです。パディ、いいやつ(笑)!

 

ライブはSPEARMENからスタート🎸🥁🎶

ど迫力! ラウドでヘヴィな音の塊がうねりまくる!

「篠原さんのドラムすごかった~⚡️」とパディ。

 

LAPIZ TRIO、もう、すさまじくカッコよかった!

ラピスさんのソリッドなギターと深みのある歌声。ドラムとベースの強力なグルーヴ。

「今夜、ここだけの音楽」と言って始めたセッションは、包み込むようなロックンロール🎶✨

 

そして、KEN & THE STRANGE MOON

スウィンギング・ロンドンからサイケ、グラムを通ったカラフルなロックバンドの趣。さすが、松谷さん!

ギターにヤング・パリジャンのケイジ・ロンソン、コーラスに環七スピードキャッツのトモちゃんがいて、観ても聴いても楽しかった❣️

 

ラピスさんとの再会で、「音楽を通して知り合った仲間って、どんなに時間が経っても、すぐ昔の感覚に戻れるね」と、完全にティーンエージャーの顔になってたパディ。

そういえば、この日のイベントタイトルは「FLASHBACK」。 まさに……!

 

 

 

 

音楽誌『ヘドバン』のハノイ・ロックス特集を記念したトークショーに、パディがゲスト出演しました。

ハノイ・ロックスは1980年代前半、フィンランドからロンドンに拠点を移して活動していた時期があります。パディはその頃に彼らと知り合っていて、ラズル加入以前のライブをロンドンで観ています。

ハノイ・ロックスのアメリカ進出の直前、先にマイケルが渡米し、他のメンバーがロンドンにいた時に街角でばったり会って、「俺たちも、アメリカに行くんだー♪」って話を聞いたり。

ここ何年かで、アンディやサミとは東京で再会してます。

 

ということで、2022年12月26日、幡ヶ谷Heavy Sickで開催された「『ヘドバン』Vol.37発売記念 -燃えるハノイ・ロックス ナイト-」に、「ロンドン時代のハノイ・ロックスを知る生き証人」として呼んでいただきました!

出席者は『ヘドバン』編集長の梅沢さん、音楽ライターの西廣さん、司会は、『ヘドバン』Vol.37でマイケル・モンローやアンディ・マッコイの熱いインタビュー記事を書いたツネグラム・サム。

パディはスペシャル・ゲストとして途中で呼び込んでもらって、自分がロンドンに行ってRAPEDに加入したこと、1981年にハノイのロンドン初ライブをマーキーで見て(その時はジップ・カジノが辞めてサポート・ドラマーだったので)「わぁ、このバンド入りたい🎶」と思ったことなど、当時の思い出をおしゃべりしました。

 

トークの半分くらいはアンディの「無頼派ロック番長エピソード」になっていたけど(笑)、皆さん楽しんで聞いてくれたみたいで、よかったです😊

声かけてくれたツネさん、ありがとう❣️

 

アーカイブは、こちらから視聴できます。

https://youtu.be/TPcG6jqds38

2022年12月24日のクリスマスイブ、パディは池袋手刀のイベント『DARK SIDE ROCKERS』へ🎶

 

DJ SatosicKの選曲で、フロアは80sロンドンのゴスイベント『Batcave』の雰囲気✨🎄🦇

 

最初に登場したのは、Mother Gooseが諸事情で変則的な編成になったFather Duck

TELLさんのドラムはソリッドでタイト、あの頃のポジパンの音🎶

バウハウス「Dark Entries」のカヴァーもバッチリ決めて、お客さん盛り上がる!

 

2番手はモンドグロテスカ。

舞踏手でもあるVoのたいぞうさんのなめらかな動き、石つぶてのように飛んでくる声、感情を掻き立てるサウンドとのコントラストが美しかったです

 

THE TRICKS、この日は攻めてた!!

いつもは血とバラの色、深紅のイメージなんだけど、ダークサイドのクリスマスにふさわしく「黒いTHE TRICKS」って感じ! 不穏で破滅的な成分を詰め込んだセトリ、かっこよかった!👍

 

聖夜の黒ミサを執り行う司祭は、PHAIDIA

燭台のろうそくが揺らめき、魂を解放する音、光のような神々しい声。

封印された魔物が覚醒するような吉田達也さんのドラムの凄まじさ…

 

最後はPOISON D'HERMÈS

パディは、ギターのあいちゃん側の最前列に行って鑑賞🎶

奥行きのあるドラマチックなサウンドとKAAMAさんの歌声、イメージ映像や照明との一体感、素晴らしかった!

アンコールはスージー&ザ・バンシーズの「Spellbound」で最高潮😍

 

手刀ではバンド転換中、舞台上に映像が流れるんですが、この日はスクリーンに昔のパディが出てきて、びっくり!

英Cuddly Toysの1980年のプロモビデオをサプライズで映してくれたみたいで、喜ぶパディ。手刀からの粋なクリスマスプレゼント、ありがとうございました🙏✨

 

これを映してくれてました。「Cuddly Toys - six promo videos」

https://youtu.be/IojDcn_60t8

 

そして、皆さんとクリスマス記念撮影大会となりました。Merry DARKSIDE Xmas!!!!

 

★そして、この夜遅く、パディの古い友人の訃報を聞きました。

きらびやかなクリスマス・イルミネーションを見るたびに、グラムロック好きの派手なギタリストを思い出すことでしょう🎄🙏✨

R.I.P. マーク・ヒットマン(ex.ヴィジュアル・スキャンダル)
https://blog.goo.ne.jp/paddy_phield_returns/e/ae151f02a1720fde38e8863f7e2780d7

20221215日、久しぶりに高円寺へ。駅前はクリスマス・イルミネーションでピカピカ✨

 

TELLさんがドラムのMusu Boreのレコ発で高円寺HIGH

 

DJTAIZOさん。パディが入って行ったら、Joy DivisionJapanかけてくれました🎶

(L to R) Paddy、TELLさん、TAIZOさん

 

ライブは全4組、とっても良かった~!

まずは、ドラマー1人だけの#STDRUMS

めちゃくちゃうまくて、ドラムが喋っているみたいでした。人間がドラムを演奏してるというより、あの人自身がドラム、という感じ!

 

次はW.A.R.P.

W.A.R.P.の曲構成や音作り、近未来的なビジュアルなど、パディは初めて見た時からすごく好きで、この日もウキウキと前へ。ボーカルの方と写真も🎶

 

ケビン君の ACM:::を見るのは二度目。サウンド、歌、朗読が混じり合う演劇的なステージ。

途中、ケビン君が床に倒れて「わぁ、ドラマチックな演出だな〜」と思ってたらアクシデントだったらしく、いろんな意味で目が離せないバンド!

 

トリはMusu Bore

硬質なサウンド、心地よいグルーヴ。ベルリンの地下クラブ(行ったことないけど!)で演奏してるような、クールで端正な雰囲気でした。

音源は数量限定の特別パッケージ(黒封筒に銀の封蝋)をゲット!

レコ発おめでとうございます😊